[アップデート]EKSコンソールでKubernetesの各種リソースが確認できるようになりました #reinvent
みなさんこんにちは。今回は地味めのアップデートをご紹介します。EKSコンソールでKubernetesの各種リソースが確認できるようになりました。
これまで
EKSコンソールで確認できるリソースは、あくまでAWSのリソースのみでした。ノードインスタンス、セキュリティグループ、VPCサブネットなどです。
k8sクラスター内のリソース、たとえばNamespaceやDeployment等の確認はできませんでした。代わりにkubectl
を使って確認するのが一般的かと思います。
これから
クラスター詳細画面に「ワークロード」タブが新設され、そこからk8sクラスター内の以下リソースを一覧することができるようになりました。
- Deployment
- Job
- DaemonSet
- StatefulSet
- ReplicaSet
また、これらのリソースをNamespaceでフィルタすることもできます。つまりどんなNameSpaceがあるかもわかるってことですね。
さらに、各ワークロード行のリンクをクリックするとその詳細情報も確認できます。
さらにはPodのところのリンクをクリックすると、Podの詳細情報も見れます。
注意点
適切なk8sの権限を持っていないと確認できません。クラスターを作成したIAMエンティティ(ユーザー/ロール)はデフォルトでその権限がありますが、他のIAMエンティティはたとえIAMのAdministratorAccessポリシーを持っていても確認できません。権限を付与して貰う必要があります。具体的な設定方法については以下を参考いただければと思います。
まとめ
EKSの地味アップデートをお伝えしました。地味だけど嬉しい良アップデートだと思います。
これからもkubectl
でgetやdescribeを使っての確認をする機会は多々あると思いますが、代わりにぱっとEKSコンソールからもできるよ、ということを覚えておいていただければ幸いです。