【小ネタ】Amazon Linux 2023 で StatusCheckFailed_Instance を発生させる方法

Amazon Linux 2023 では "sudo systemctl stop systemd-networkd.service systemd-networkd.socket" コマンドで StatusCheckFailed_Instance を発生させることが可能です。
2023.09.19

はじめに

テクニカルサポートの 片方 です。
弊社ブログより、Amazon Linux2 では EC2 インスタンスにログインを行い"sudo ifdown eth0"を実行すれば、StatusCheckFailed_Instance を発生させることが可能です。

一方、Amazon Linux 2023 では"sudo ifdown eth0"を実行しても、"sudo: ifdown: command not found"と表示され StatusCheckFailed_Instance を発生させることはできません。

sh-5.2$ sudo ifdown eth0
sudo: ifdown: command not found

Amazon Linux 2023 で StatusCheckFailed_Instance を発生させる方法

お好みの方法で EC2 インスタンスにログインを行い、以下のコマンドを実行すれば、Amazon Linux 2023 でも StatusCheckFailed_Instance を発生させることが可能です。

sudo systemctl stop systemd-networkd.service systemd-networkd.socket

このコマンドでは「systemd-networkd」というネットワーク関連のサービスとその関連ソケットを停止することで、ネットワーク接続を無効にすることが可能です。 それに伴い、StatusCheckFailed_Instance を発生させることが可能なのでお試しください。
なお、本番環境では絶対に実行しないでください。

まとめ

CloudWatch アラームの動作確認など、誰かのお役に立てれば幸いです。

参考資料

アノテーション株式会社について

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