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[アップデート] Amazon Nova 2 Liteが発表されました #AWSreInvent
こんにちは、筧(@takaakikakei)です。
AWS News Blogで、Amazon Nova 2 Liteが発表されたので、早速試してみました。本記事では、Nova 2 Liteの概要とプレイグラウンドの利用方法等について紹介します。
公式ドキュメント
モデル概要

- Model ID:
amazon.nova-2-lite-v1:0 - 入力形式: テキスト、画像、ビデオ
- 最大トークン: 1M(100万)トークン
- 言語: 200+(日本語対応)
- リージョン:日本内のクロスリージョン推論を含む複数リージョンで利用可能
プレイグラウンドで試してみた
早速、プレイグラウンドでNova 2 Liteを試してみました。AWSマネジメントコンソールにログインし、東京リージョンのAmazon Bedrockのサービス画面から「Chat / Text playground」を選択します。モデル選択画面を開くと、Nova 2 Liteでは日本リージョンとグローバルのクロスリージョン推論に対応していることが分かります。今回は日本リージョンを選択します。

適当な文章を入力して、Nova 2 Liteに文章生成を試してみます。Nova 2 Liteらしく、応答速度が非常に速いです。

サイドバーのオプションを見てみましょう。Built-in toolsを見ると、以下のツールが利用可能であることが分かります。Nova Groundingは先日のアップデートで公開済みの機能で、Nova系モデルでWeb検索を可能にするツールです。Code Interpreterははじめての登場ですね。おそらく他プロバイダーの類似機能と同様に、コードの実行環境を提供するツールで、分析や計算等に利用できるものと思われます。
- Nova Grounding
- Code Interpreter

モデル推論のオプションも印象的です。推論のON/OFFに加えて、推論の最大長をLow、Medium、Highの3段階で指定できるようになっています。

その他、従来のオプションも利用可能です。例えば、システムプロンプトやTemperature、プロンプトキャッシュなどが設定できます。
APIで試してみた
従来のNovaモデルと同様に、API経由での利用も可能です。自社製品のAI−Starterでは、Converse APIを利用していますが、モデルの差し替えだけでNova 2 Liteを利用できました。Code Interpreterは別途対応が必要かと思いますが、基本的には簡単に移行できそうです。

さいごに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Nova 2 Liteが日本内のクロスリージョン推論で利用可能になったことは嬉しいニュースです。またCode Interpreterの搭載も興味深いですね。今後積極的に利用してみて、Nova 2 Liteのユースケースを見つけていきたいと思います。
本記事が皆様のお役に立てれば幸いです。それではまた!








