Amazon Quick Sight でダッシュボードテーマのカスタマイズ機能が拡張されグラデーションカラーが使えるようになりました
はじめに
Amazon Quick Sight のダッシュボードテーマカスタマイズ機能が拡張されました。シートの背景にグラデーションを設定したり、カードのスタイルを細かく調整したりできるようになりました。

何ができるようになったのか
今回のアップデートで追加された項目は以下のとおりです。(私調べ)
- シートの背景にグラデーションカラーの設定可能
- カード(ビジュアルのこと)の背景色、ボーダー、パディングをカスタマイズ可能
- ビジュアルのタイトル・サブタイトルのフォントサイズなどをテーマレベルで制御可能(便利)
実際に試してみたのキャプチャを見てもらった方がわかりやすいです。
検証環境
今回は以下のようなダッシュボードを使って検証しました。テーブル表示のみで殺風景ですね。

シートの背景カスタマイズ
グラデーション背景の設定
テーマエディターの Interactive sheets セクションで、シートの背景にグラデーションを設定できます。

グラデーションを適用した結果です。背景に奥行きが出て、ダッシュボード全体の印象が変わりました。

グラデーションの角度変更
グラデーションの角度も調整できます。角度を変更してみました。

角度を 135 度に変更した結果です。グラデーションの方向が変わり、また違った印象になりました。

個人的な評価
パッと見をおしゃれに見せたい場合、選択肢として有効です。企業のブランドデザインを押し出した埋め込み用ダッシュボードであれば使い道があるでしょう。
一方で、肝心なデータに目が向きにくくなる懸念もあります。社内向けの分析ダッシュボードには不要と感じました。
カードのスタイルカスタマイズ
カードとは、グラフやテーブルなどの各ビジュアルを囲む枠の単位のことです。
今回は以下の設定を変更しました。
- タイトルのフォントサイズを変更
- タイトルを太字に設定
- 背景に透明度 10 で薄く色付け
- 境界線は色を付けたうえで角を丸く
- パディング(カード内の余白)を調整

設定を適用した結果です。タイトルが強調され、余白も調整されてポップな印象のダッシュボードになりました。

個人的な評価
タイトル・サブタイトルのフォントサイズやボールド指定を一括変更できる点は便利です。
これまでは、後から追加したグラフのデザインを統一できていないケースがありました。昔のグラフを見て設定を修正するのは手間がかかります。今回のアップデートにより、テーマ側で変更すれば既存の設定が上書きされます。タイトル・サブタイトルのタイポグラフィ統一が容易になりました。
まとめ
Quick Sight のダッシュボードテーマカスタマイズ機能の拡張を紹介しました。今回追加された主な機能は以下の 3 つです。
- シートの背景にグラデーションを設定可能
- カードの背景色、ボーダー、パディングをカスタマイズ可能
- ビジュアルのタイトル・サブタイトルのタイポグラフィをテーマレベルで制御可能
とくに、タイトル・サブタイトルのタイポグラフィを一括で制御できる機能は実用的です。既存ダッシュボードでデザインの統一を図る際の手間が大幅に削減されます。
グラデーション背景は視覚的なインパクトがあります。埋め込み用ダッシュボードなど、ブランドイメージを重視する場合に有効でしょう。
おわりに
タイトル、サブタイトルのフォントデザインを統一するべく早速既存のダッシュボードに適用するつもりです。
ご参考までにより大枠のデザインを変更したいときは、ブランド管理機能があります。







