[アップデート] Amazon Quick Sight のビジュアルでフォントのカスタマイズ対象が増えました
いわさです。
Amazon Quick Suite は旧 Amazon QuickSight で使えていた BI 機能を引き続き使うことが出来まして、いくつかある Quick 機能群のひとつ「Quick Sight」として存在しています。
ダッシュボードや分析を表示する際にビジュアルを構築するのですが、この時にビジュアル上のテキスト文字列のフォントやサイズを変更したい場合があります。
これまでいくつかの項目でカスタマイズが出来ていたのですが、先日のアップデートでさらに少しだけカスタマイズできる箇所が増えました。
今回追加されたのはデータラベルと、それぞれの軸のタイトルおよびテキストのフォントが変更できるようになったみたいです。
少し見てみましょう。
ビジュアルのフォーマットからプロパティ調整できる
旧 Amazon QuickSight であまりビジュアルの細かいカスタマイズをしたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。
分析上にビジュアルを配置した後、ビジュアルごとに以下のメニューからプロパティの変更が可能で、ここで項目によってはフォントのカスタマイズが可能です。
以前までは例えばビジュアルごとのタイトルやサブタイトルは次のように細かいフォント設定を行うことが出来ていました。
また、一部のビジュアルで表示される「凡例」についても次のようにフォント調整が出来ました。
データラベルとX軸/Y軸のフォント調整ができるように
今回のアップデートでまず次のように一部のビジュアルでX軸とY軸に表示されるタイトルやテキストのフォントもカスタマイズできるようになっています。
また、ビジュアルによってはデフォルトでは非表示になっているのですが軸などに数値や区分のラベルを表示できる「データラベル」というものがあります。
こちらを有効化したときに表示されるラベルもフォントをカスタマイズできるようになりました。
今回のアップデートでカスタマイズできるようになった部分を変更してみました。
X軸/Y軸とデータラベルのフォントや文字サイズ、太字などの装飾を行ってみました。
さいごに
本日は Amazon Quick Sight のビジュアルでフォントのカスタマイズ対象が増えたので確認してみました。
小さなアップデートではあるのですが、これは嬉しいですね。
特にアプリケーションなどに組み込みたいときなど組織のブランドガイドラインにあわせたい時などに対応しきれない場合があったので、ぜひこれを機にカスタマイズしてみてください。