[アップデート] Amazon DocumentDB の 5.0 に LTS の概念が追加されたので確認してみた

[アップデート] Amazon DocumentDB の 5.0 に LTS の概念が追加されたので確認してみた

2026.02.17

いわさです。

これまで、Amazon DocumentDB には LTS という概念がなかったのですが、今朝 Amazon DocumentDB 5.0 で LTS バージョンが提供されるようになるとアナウンスがありました。

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/02/announcing-amazon-documentdb-5-0-long-term-support/

Amazon DocumentDB は何年も前から 3.0 / 4.0 / 5.0 のエンジンバージョンが追加されており、3.0 については 2026 年 3 月に標準サポートが終了する予定です。
そして 2025 年 11 月には最新の 8.0 が追加されていました。

https://dev.classmethod.jp/articles/documentdb-extended-3-6/

https://dev.classmethod.jp/articles/documentdb-8-o/

今回 5.0 が LTS バージョンとしてサポートされるようになったのはどういうことなのでしょうか。
これまでの情報などを含めて確認してみたので紹介します。

LTS リリースについて

LTS リリースについては以下の新しい公式ドキュメントが追加されいます。

https://docs.aws.amazon.com/documentdb/latest/developerguide/docdb-lts-release.html

LTS バージョンでは、新機能は追加されず、重要な安定性とセキュリティのパッチのみが提供されるとのことです。
指定された LTS の必須パッチバージョン以上であれば LTS とみなされるようです。
本日時点では3.0.17983である必要があります。

DocumentDB のリリースノートは以下で、5.0 への3.0.17983パッチのリリースは 2025 年 10 月 22 日に提供されています。
そのため、そのタイミングでパッチを適用している 5.0 をお使いの環境は既に LTS 状態であるとみなして良いと思います。

https://docs.aws.amazon.com/documentdb/latest/developerguide/release-notes.html

今後はバグやセキュリティパッチのみで良い場合は 5.0 を、最新機能や拡張機能を待っていて導入したい場合は 8.0 を使うと良さそうです。

サポート終了日が変わるのか?

一般的な STS/LTS の概念では LTS のほうがサポート終了サイクルが長いことが多いと思いますが、本日時点で 3.0 以外のサポート終了日はまだアナウンスされていません。
そのため、LTS を採用することで 8.0 よりも長く使い続けれるかというとそうとはまだ言えなさそうです。

なお、公式ドキュメントのサポートバージョンのページも更新されています。
以下は日本語ページで、従来の情報が記述されています。

image.png
Amazon DocumentDB エンジンバージョンのサポート日 - Amazon DocumentDB より

英語ページでは LTS についての言及があります、が 4.0 もサポート終了日がまだ公開されていませんね。

image.png
Amazon DocumentDB engine version support dates - Amazon DocumentDB より

いま気がついたのですが、このページ 8.0 がまだ追加されていないですね...

LTS バージョンのクラスターを作成してパッチバージョンを確認してみた

改めて DocumentDB コンソールからクラスターの作成などを確認してみます。
本日時点の東京リージョンでクラスター作成時に選択できるエンジンバージョンは以下の4つでした。

image.png

上記や作成後のコンソールからはパッチバージョンが確認できないので LTS かどうかわからないですね。
作成後にクラスターへ接続しdb.runCommand({getEngineVersion: 1})でエンジンパッチバージョンを取得できます。
3.0.17983以上 が実行されていれば LTS であると判断できます。

image.png

ちなみに DocumentDB 8.0 系ではエンジンパッチバージョンは4.0.4448など 4 以上になっています。

さいごに

本日は Amazon DocumentDB の 5.0 に LTS の概念が追加されたので確認してみました。

DocumentDB 3.0 では標準サポート終了日と延長サポートがアナウンスされており、バージョンアップ先を検討する必要があります。
本日時点では 5.0 や 8.0 の標準サポート終了日がアナウンスされていないのでまだなんとも言えないので、サポート期間だけの観点で 5.0 LTS を採用して良いのかなんとも言えないところです。
ただし、8.0 にまだ不安定さを感じている方はリリースから日数が経過していて安定版であり、長期的なセキュリティパッチなどが今後提供されそうな 5.0 は候補になりそうです。

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