AWS Tools for PowerShell v4のサポート終了時期がアナウンスされました
しばたです。
先日AWSより旧バージョンとなるAWS Tools for PowerShell v4のサポート終了時期がアナウンスされました。
本記事ではこちらの内容を解説していきます。
AWS Tools for PowerShellの現状
AWS Tools for PowerShellは今年の6月23日に最新バージョンとなるv5がリリースされました。
リリース時点ではAWS Tools for PowerShell v4に対し「今後6か月間はAWSサービスの更新に合わせたリリースを続け、その後メンテナンスモードとなる」という点だけ明言されていました。
AWS Tools for PowerShell v4のサポート終了時期
今回のアナウンスでサポート終了時期まで明らかにされ次のスケジュールとなります。
日付 | 内容 | 特記事項 |
---|---|---|
2026年3月1日 | メンテナンスモードに移行 | 致命的なバグやセキュリティ上の問題のみ対応。新APIや新リージョンには対応せず。 |
2026年6月1日 | サポート終了 | サポート終了をもって新バージョンのリリースは完全停止。過去バージョンはPowerShell Galleryに残り続ける。 |
v5のリリース日から起算すると6ヶ月ではなく約8ヶ月後にメンテナンスモードに移行し11ヶ月後にサポート終了となります。
率直なところメンテナンスモードの期間が短い印象ですが、v4からv5にかけてドラスティックな破壊的変更も少ないので期間の短さが問題になることはあまり無いと思います。
余談 : AWS SDK for .NET v3のサポート終了時期
AWS Tools for PowerShellの基盤となるAWS SDK for .NETの旧バージョンとなるv3のサポート終了に関してもアナウンスが出ており、AWS Tools for PowerShellと同じ日程となっています。
どちらかといえば逆で「AWS SDK for .NET v3のサポート終了に合わせてAWS Tools for PowerShell v4のサポートも終了する」というのが正確なところでしょう。
最後に
簡単ですが以上となります。
過去にv4がリリースされた時のv3のサポート終了に関してはアナウンスが無かったので期限を明言してくれるのは助かりますね。