【小ネタ】AWS WAF v2 の Marketplace マネージドルールをキャンセル(Unsubscribe)する方法を調べてみた

AWS WAF の画面でなく、AWS Marketplace の画面からキャンセルできます。

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ご機嫌いかがでしょうか、千葉(幸)です。

AWS WAF v2 で使用している、AWS Marketplace でサブスクライブしたマネージドルールをキャンセルしたい機会がありました。

従来の AWS WAF(以降は WAF クラシックと呼称)の場合の手順は以下エントリで紹介されているのですが、v2 ではどうするんだ、というのが初見では分かりませんでした。

いろいろ画面をポチポチした結果こたえにたどり着いたので、小ネタとして載せておきます。

先にまとめ

  • AWS Marketplace Subscriptionsの画面からキャンセルできる
  • AWS Marketplace Subscriptionsの画面に AWS WAF の画面から遷移する場合、v2 ではなくクラシックの画面から辿る必要がある(2021年11月現在。)

AWS WAF v2 での Marketplace の確認

マネジメントコンソールの AWS WAF v2 の画面から「AWS Marketplace」を選択すると、製品名とサブスクリプションステータスが一覧で確認できます。

AWS_WAF_Marketplace

サブスクライブ中のものは、ステータスがsubscribedと表示されます。

てっきりこのページから飛べる製品ページにてアンサブスクライブができるものだと思っていたのですが、少なくともわたしが使用していた製品ではそのような処理はできませんでした。

AWS WAF クラシックでの Marketplace の確認

冒頭で引用していたエントリの手順をなぞってみようということで、AWS WAF クラシックに画面を切り替えます。

AWS_WAF_classic

クラシックの方で「Marketplace」を表示し、Manage your subscriptionsを押下します。

AWS_WAF_Classic_marketplace

↑ AWS WAF v2 でのみ製品をサブスクライブしている場合、You don’t have any subscribed product.と表示されます。(ここでちょっと迷いました。)

Marketplace の画面に遷移します、キャンセル前の画面を撮り損ねていたので何も写っていませんが、AWS WAF v2 の製品をサブスクライブ中の場合ここに表示されます。

AWS_Marketplace_cancel

製品を選択し、アクションから「サブスクリプションのキャンセル」を選択し実行してあげればOKです。

当たり前ですが、キャンセルする前に AWS WAF WebACL からマネージドルールを外しておいてください。

AWS Marketplace Subscriptions

後から気づいたのですが、直近の画面は AWS WAF クラシックのカテゴリではなくAWS Marketplace Subscriptionsというカテゴリに属する画面でした。

AWS WAF クラシックの画面を経由しなくとも、直接該当ページに遷移できます。

AWS_Marketplace_subscriptions

AWS WAF に限らず Marketplace でサブスクライブしたものを一覧で見れる、こんな画面があることを知りませんでした。

終わりに

AWS WAF v2 の Marketplace でサブスクライブしたマネージドルールをキャンセルしたい、という話でした。

AWS WAF のコンソールの中だけで完結するものだと思い込んでいましたが、Marketplace という横串で見れる画面があったというオチでした。同じ部分でハマった人の参考になれば幸いです。

以上、 チバユキ (@batchicchi) がお送りしました。