AWS CLI v2 でページ分割(less)を無効化できることを最近知った件
Enter 1 発で「とぅるん!」と表示させたい人向け
今回は小ネタの紹介です。
AWS CLI v2 の出力を表示する際、ページ分割(pager)が効いてると思います。
$ aws iam list-roles Roles: - Arn: arn:aws:iam::xxxxxxxxxxxx:role/admin AssumeRolePolicyDocument: Statement: - Action: sts:AssumeRole Effect: Allow Principal: Service: ec2.amazonaws.com Version: '2012-10-17' CreateDate: '2018-10-17T16:43:37+00:00' Description: Allows EC2 instances to call AWS services on your behalf. MaxSessionDuration: 3600 Path: / RoleId: AROAxxxxxxxxxxxxxxxxx RoleName: admin - Arn: arn:aws:iam::xxxxxxxxxxxx:role/admin-role AssumeRolePolicyDocument: : <-- 何か入力しないと進まない
いわゆる less
コマンドが効いてる状態ですね。
less は便利なんですが「使うか、使わないかは自分で決めたい!」と思ってました。
AWS CLI v2 だと有効無効を設定出来る
つい先日、AWS CLI v2 だとページ分割を自分で設定できることに気づきました。
設定方法は下記のとおり。
Config で設定
恒久的にページ分割を無効化したい場合は、~/.aws/config
ファイルに以下のように書きます。
[default] cli_pager=
export コマンドで設定
一時的にページ分割を無効化したい場合は、export
や setx
コマンドで以下のように設定します。
$ export AWS_PAGER=""
C:\> setx AWS_PAGER ""
先述の設定で恒久的に無効化している環境で、一時的に有効化したい場合は以下のように設定します。
$ export AWS_PAGER="less"
C:\> setx AWS_PAGER "less"
確認
$ aws iam list-roles <snip> - Arn: arn:aws:iam::xxxxxxxxxxxx:role/test-wp-role AssumeRolePolicyDocument: Statement: - Action: sts:AssumeRole Effect: Allow Principal: Service: ec2.amazonaws.com Version: '2012-10-17' CreateDate: '2018-01-18T00:49:58+00:00' Description: Allows EC2 instances to call AWS services on your behalf. MaxSessionDuration: 3600 Path: / RoleId: AROAxxxxxxxxxxxxxxxxx RoleName: test-wp-role $ <-- 最後まで表示されてプロンプトが返ってきました!
ページ分割されることなく、プロンプトが返ってくること確認できましたね。
以上!大阪オフィスの丸毛(@marumo1981)でした!