AWS Community Builder 2年目に突入できたので振り返る

AWS Community Builder 2年目に突入できたので振り返る

Clock Icon2025.06.11

こんにちは。まるとです。
先日、弊社のお知らせやつぶやきをした通り、ありがたいことに AWS Community Builder の更新申請が通り、2年目に突入することができました。

https://classmethod.jp/news/250604-aws-community-builders/

https://x.com/MaruDevG/status/1922879660712489404

今回は更新までの1年間にやったことなどを振り返りや各アクションのコツをお話ししつつ、また来年も更新するために、意識していきたいことを書いていければと思います。

AWS Community Buildersとは

AWSさんがグローバルで展開している、技術愛好家やアウトプットをされている方向けのプログラムです。
公式サイトにも記載がありますが、AWS Community Builder に選出されると、AWS のプロダクトチームから"直接"新サービスなどの情報を得たり、そこそこ大きい AWS クレジットをいただけ個人での検証をもっとたくさん気軽にできるようになります。
その他、AWS re:Invent などのイベントでネットワーキングの機会を得ることができます。

https://aws.amazon.com/jp/developer/community/community-builders/

日本ではパートナー向けに Japan AWS Top Engineers などの表彰プログラムがありますが、AWS Community Builders は個人を対象としたプログラムであるため、誰でも応募することができます。

この1年でやったこと

ブログ執筆

アウトプットの定番です。

色々なタイミングが重なり、初年度選出直後はあまりブログを書けていなかったのですが、2024/9のクラスメソッドに入社であったり、結構な金額の AWS クレジットをいただけたため気軽に検証してアウトプットする様になりました。
初回選出時では1年で8記事ほどでしたが、この1年間は DevIO を含み、32本と約4倍となりました。

https://dev.classmethod.jp/author/maruto/

自身の所感ではありますが、ブログは長期間残りやすい特性上、かなり気を使って書いています。
そのため、結構時間をかかり筆が乗らないこともありましたが、個人のメモをまとめるなど1人でも役に立てば良いな、という気持ちで執筆することで学んだことをアウトプットするようにしています。(正確性や品質などは独自の基準で引き続きセルフチェックしています。)
また、気になったことをすぐに検証して、ローカルのメモに留めておくのではなく清書のついでにブログを書く様になりました。

LT登壇

後述するコミュニティの立ち上げにも繋がってきますが、この1年でかなり登壇数が増えました。
LT含み年間4回ほどの登壇が、初回選出以降、年間で11回となりました。

比較的規模の小さい技術コミュニティからJapan AWS User Group (JAWS-UG)まで幅広く参加、登壇をしました。
登壇、というと結構ハードルが高く感じることもありますが、初心者向けの機会も多いため、まずは"やってみる・申し込んでみる"という気持ちで行くのもありだと思います。

実際、自身も最初は社内のクローズドな場から始め、社外のコミュニティでは初心者向けのイベントから入っています。
登壇するとよりネットワーキングの機会を得られるので、他の方と意見交換をしたり技術で盛り上がれるのでおすすめです。

コミュニティの立ち上げ

現在、地元と東京を週に何回か行き来するハイブリッドで働いています。
そこで気になったのが、地元に AWS を学ぶコミュニティがあまりない(あまり...というよりはなしかも?)状況でした。

せっかくの機会なので地元にもコミュニティを作りたい、ということで知り合いの方と一緒に思い切って、JAWS-UG 地方支部を作りました。
運営側に回ると色々と難しいところがあるものの、多くの方との繋がりや、様々な学びを間近で得られ、非常に良い経験となりました。

自分で運営しているサービスの一部 AWS に移行

せっかく提供いただいた AWS クレジットをうまく使うために、保有しているサービスの一部を AWS に移行しました。
今まではオンプレミス2拠点+複数のVPS事業者を繋げる、という構成にしていましたが、スケーリングなどクラウドならではのメリットを受けるために、思い切って一部機能を移行しました。

今度やっていきたいこと

非常にざっくり且つポエム寄りの記事となり恐縮ですが、今後、より面白く学びになるアウトプットをしていくために、より努めていきたいことを宣言します。

複数のサービスを組み合わせレベル300〜400程度のブログ執筆、登壇

今までは比較的シンプルな組み合わせであったり、初心者向けのコンテンツをアウトプットしていきました。
基礎のアウトプットはある程度慣れてきたと実感しているので、これからは趣味でも業務でも応用が効くようなアウトプットを重視していきたいと思います。

AWSを利用して何かしらのサービスやアプリを作る

あまり公にはしていませんが、初回選出時は AWS を利用して、完全サーバーレスでアプリケーションを一つ作りました。
前職がソフトウェアエンジニアかつ、最近は生成 AI サービスも色々と進化してきているので、流行りの技術をうまく使いながらインフラだけでなく、ソフトウェア寄りの話も強化していければと思います。

AWS Community Builders の選出を目指されている方に向けて

将来、AWS Community Builders の選出を目指されている方向けに、選出から更新の経験から、ここら重要なのでは無いかというヒントを書いて本記事は終了とさせていただければと思います。
明確な審査内容などは非公開のため、色々とできることがあると思いますが、個人的に重要だと思ったのは「残る形でアウトプットする」ということと感じています。

AWS Community Builders の公式ページにもありますが、以下の記述があります。

年 1 回の応募審査があり、合格者は年 1 回招待がなされます。このプログラムに参加するための特別な条件はありませんが、ブログ投稿、ビデオ、オープンソースへの貢献、プレゼンテーションなど、他の AWS に特化したビルダーを支援する技術コンテンツの証拠と精度が重視されます。AWS re:Post、Stack Overflow、Reddit 等への投稿など、オンラインでの知識共有も考慮されます。リンクは一般の方が閲覧可能であることが条件となります。

こちらの記載にある通り、審査の過程でやってきたことなどを確認されます。
そのため、自身がどんなアウトプットをして、どういった効果や学びを得られたかなどを説明することが求められます。

初めてのアウトプットには色々と緊張するところもあると思いますが、まずはできることから"やってみる"、というのを重視してみてください。
最初は簡単なものでも良いので、アウトプットの第一歩を踏み出してみてください。

まとめ

簡単にですが、更新までの1年間を振り返ってみました。
この様に文字に起こすとなんだかんだで色々とやったな、と良い振り返りとなりました。

今後も AWS Community Builder としてはもちろん、AWS を触れる一人としてスキルアップ・アウトプットに努めていければと思います。
以上、まるとでした!

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