【AWS DevDay Tokyo 2019 セッションレポート】40分で分かるDynamoDBでのApp開発 #awsdevday

【AWS DevDay Tokyo 2019 セッションレポート】40分で分かるDynamoDBでのApp開発 #awsdevday

Clock Icon2019.10.03

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AWS DevDay Tokyo 2019のセッション、「40分で分かるDynamoDBでのApp開発」をレポートします。

セッション概要

Amazon DynamoDBはフルマネージドサービスで提供されるkey-value およびドキュメントデータベースです。世界中でもAmazonを始め多くのユーザーに利用されており、是非このセッションでDynamoDBを利用した開発の導入部分を学んで頂きたいと考えています。 本セッションではpythonで書かれたサンプルアプリを例として主要なデータ操作、よく比較されるRedisとのユースケースでの使い分けなどを解説します。 是非アプリケーション開発でDynamoDBを導入する手助けになれば幸いです。

スピーカー

アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社
ソリューションアーキテクト

成田 俊(@oranie)さん

セッション内容

Introduction to Amazon DynamoDB

  • フルマネージド
  • ハイパフォーマンス
  • エンタープライズ対応

Enterprise DevOps: Why You Should Run What You Build

You build it, you run it

メンテナンスフリー

これらを管理するコストがなければ他に何ができる?→DynamoDBを使えばAWSに任せることができる

  • セキュリティ
  • 耐久性
  • 可用性
  • 性能
  • 拡張性

Table構造

  • Table
    • Item
      • Attributes
        • Partition Key/Sort Key以外は必須ではない
      • Partition Key
        • データの分布を決定
      • Sort Key
        • 1: Nのrelationship
        • Queryによる幅広い探索で利用
        • Sort KeyとPartition Keyの組み合わせでユニーク性を担保

NoSQL Workbench for Amazon DynamoDB(preview)

  • operation builder
    • python Javaのコード生成機能がある

Sample App解説

リアルタイムコメント欄

デモアプリ

APIGateway - Lambda - DynamoDB

Chaliceで作成

必要な機能

  • コメント書き込み
  • 25件コメント取得
  • 全てのコメントを取得
  • 時系列位置を指定して取得

Redisで実現するなら

  • Stream型XAA,XRANGE,XREVRANGEを使うと実装できそう
  • SortedSetでも実現は可能

DynamoDBで実現するなら

  • DynamoDBの特性を活かし、より書き込みに対してスケーラブルなパターンを今回想定

モデリング解説

  • Table
    • name PK
    • Time sortkey
    • comment
    • Chatroom
  • GSI
    • timeを sortkey
    • ChatroomをPK
  • 初めからGSI側のモデリングで良いのでは?
    • 書き込みが少ない時は問題ないが、多くなると書き込み箇所が一点に集中し遅くなるおそれ
  • 読み込みが増えてきたらGSIをDynamoDBStreamsとRedisを組み合わせて負荷をオフロード可能

デモについての簡単な解説

  • コメント書き込む
    • Putties existing check付与
  • 最新25件コメント取得
    • Query chatroom id指定かつ時系列降順25件
  • 全てのコメント取得
    • Query 全件取得
  • 位置を指定して取得
    • Query 〜以上という処理を入れる
  • コード解説
    • コメント作成
      • ReturnValues
      • ReturnConsumedCapacity
      • ExpressionAttributeNames
      • ConditionExpression
    • 最新コメント取得
      • インデックス名を指定
      • ScanIndexForward
      • Limit
    • 範囲でコメント取得
      • KeyConditionExpressでgt()
      • LastEvaluatedKey
      • ExclusiveStartKey
    • 全コメントを取得
      • チャットルーム指定
      • リミットなし
  • Redisとの組み合わせパターン
    • DynamoDBStreamでLamdba起動
    • 同い値をRedisに書き込む
    • 参照系をRedisにする

CIをどうするか

  • 一番簡単なのは全てAWSのリソースを使うこと
  • 外部CIサービスを使う場合、どうやって権限渡すか
  • 複数のテストが同時に同じテーブルを使うかも

解決案1

  • Tableをbuild projectごとに分ける
  • 並列に実行されるbuildが少なければ問題なし
  • 多いとアカウントあたりのlimitに抵触するかも

解決案2

  • DynamoDB localを使う
  • 課金の心配なし
  • 外部のCIサービスでも使える JAR or コンテナ
  • STGのリリースからDynamoDB(not local)を使い始める

DynamoDB local使用CI(テスト)例

  • CodeBuildのコード例
  • CircleCIのコード例
  • Github Actionのコード例

まとめ

  • Item 操作の記述に迷ったらNoSQL Workbench for Amazon DynamoDB
  • DynamoDB Streamsを組み合わせて他のサービスと連携
  • DynamoDB localを活用してCI、テスト
  • DynamoDB公開レビュー 10/24@AWS Loftがあるので是非きてください

QA

ElastiCacheとDynamoDBの使い分け

  • 永続性が求められるものはDynamoDB
  • レスポンスはElastiCache(Redis)の方が早いことが多い
  • DAXは?
    • DynamoDBとRedisにダブルリード、ライトするところをDAX一回だけにできる利便性

感想

サンプルコードが豊富で、デモアプリも具体的だったのでとても勉強になりました!

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