[AWS 勉強記録] EC2概念編
EC2とは?
Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) は、Amazon Web Service (AWS) クラウドでオンデマンドのスケーラブルなコンピューティングキャパシティーを提供します。Amazon EC2 を使用することで、ハードウェアのコストを削減できます。これによりアプリケーションの開発とデプロイを迅速に行うことができます。
出典:AWS公式ドキュメント EC2ユーザーガイド
簡単に略すとAWSから提供されているコンピューティングリソースを使って簡単にサーバーやアプリをデプロイできるサービスになります
EC2の特徴
- コンピューティング要件の変化に応じてコンピューティングパワーを調整できます。
- 実際に使用した分だけ支払う(サービス料金を事前に約定したり、先入金、ハードウェア費用が不要)
- Linux / WindowsのどちらのOSも簡単に選択可能です
- 数分で全世界に数百台のコンピュータを作成することができます。(実際に米国に行き、建物を借りてコンピュータを購入し、ネットワークを構築する費用と時間で、サービス申請だけすればすぐに利用できる)
- 機械学習、ウェブサーバー、ゲームサーバー、画像処理など様々な用途に最適化されたサーバーを簡単に構成可能です。
- 他の様々なAWSサービスとの有機的な連動が可能です。
EC2のインスタンス
AWSから提供されているEC2には各目的によって最適化された様々なインスタンスを提供します
これらを インスタンスタイプ と呼びます
決められた予算の中で効率を出すためにAWSでは色んな選択肢を提示しています
ここで選択できる内容は大きく分けて インスタンスタイプ と インスタンスのサイズ になります
EC2のインスタンスタイプ
インスタンスタイプは 汎用、コンピューティング最適化、メモリ最適化、高速コンピューティング
ストレージ最適化 等があります
本イメージを含めた他のインスタンスタイプの詳しい内容は下記のリンクをご覧ください
EC2のインスタンスサイズ
インスタンスサイズとは
インスタンスのCPUの数、メモリの大きさ、性能 等でサイズが決められます
つまり、サイズが大きいほどもっと多いメモリ、CPU、ネットワーク帯域幅を持てることを意味します
上記のイメージはAWS公式ドキュメントに載せている EC2の t2タイプの仕様になります
もっと詳しい内容は下のリンクをご覧ください
AWSインスタンスタイプ
簡単に説明すると
英単語の並びで nano,micro,small,... largeで大きさが分かれていて
表の下の方に行くたびにサイズが増加し、性能も速くなることを確認できます
EC2の購入オプション
EC2は、ユーザーの要件に応じてコストを最適化できるように、次のような購入オプションを提供します。
オンデマンドインスタンス(On Demand Instance) :
必要な時にすぐに作成して使用できる方式です。
課金は1秒単位で行われ、最小課金時間は 60 秒です。
スポットインスタンス( Spot Instance ) :
オークション方式のインスタンス。
インスタンスのスペックを設定し、
希望価格を入力して入札すると、高く入札した人にインスタンスが割り当てられる。
次のような状況でスポットインスタンスが適切です。
クラスタリングで行われる分析作業
画像変換、動画レンダリング
ウェブクロール
各種テスト
その他、不意に中断されても構わない業務
リザーブドインスタンス(Reserved Instacne) :
一定の予約金を前払いすれば、インスタンスを1年または3年間予約することができ、時間当たりの料金が大幅に割引される。
終わりに
EC2を利用することで色んなアプリの構築や実装が可能になります
どうかご興味がある方はお試しください
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