[EC2] Windows環境で秘密鍵・公開鍵を作成しキーペアにインポートする
こんにちは、菊池です。
EC2へのログインには、あらかじめ作成・ダウンロードしておいたキーペアを利用するのが一般的ですが、自前で作成したものをインポートすることも可能です。
Windows環境での秘密鍵・公開鍵の作成から、インポート、ログインの手順を紹介します。
秘密鍵・公開鍵の作成
まずは秘密鍵・公開鍵の作成です。鍵の作成にはSSHクライアントであるPuTTYに付属の鍵作成ツール、PuTTY Key Generatorを使用しました。
PuTTY Key Generatorを起動し、[Generate]を選択します。
案内にしたがって、ブランクの範囲でカーソルを動かします。
鍵が生成されました。[Key passphrase]にパスフレーズを入力すると、保存される秘密鍵にパスフレーズが設定されます。
[Save public key]で公開鍵を保存します。
[Save private key]で秘密鍵を保存します。
これで、秘密鍵・公開鍵が作成できました。
キーペアへのインポート
続いて、作成した公開鍵をインポートします。
マネジメントコンソールのキーペアへ進み、[キーペアのインポート]を選択します。
[ファイルを選択]から、先ほど作成した公開鍵を選択します。
任意の名前を入力し、インポートします。
インポートができました!
インポートしたキーペアでログインする
インポートしたキーペアを選択し、EC2を作成します。
作成したEC2に、SSHでログインしてみます。ログイン手順の詳細は以下の記事も参照ください。
SSHクライアントはTera Termを使用しています。ホスト名にEC2のパブリックIPを指定し、SSHを選択したら[OK]。
認証情報を確認されます。[秘密鍵]から、保存した秘密鍵を指定し、[パスフレーズ]には、鍵作成時に指定したものを入力します。
問題なければログインできます。
__| __|_ ) _| ( / Amazon Linux AMI ___|\___|___| https://aws.amazon.com/amazon-linux-ami/2017.09-release-notes/ [ec2-user@ip-172-31-30-200 ~]$
最後に
以上です。
キーペアを自前で作成・インポートする手順の紹介でした。秘密鍵・公開鍵の作成については、mac/Linuxなどの環境でOpenSSHを使った手順はよく見かけますが、Windowsの場合の手順があまりなかったので書いてみました。