[EC2] Windows環境で秘密鍵・公開鍵を作成しキーペアにインポートする

2018.01.09

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こんにちは、菊池です。

EC2へのログインには、あらかじめ作成・ダウンロードしておいたキーペアを利用するのが一般的ですが、自前で作成したものをインポートすることも可能です。

Windows環境での秘密鍵・公開鍵の作成から、インポート、ログインの手順を紹介します。

秘密鍵・公開鍵の作成

まずは秘密鍵・公開鍵の作成です。鍵の作成にはSSHクライアントであるPuTTYに付属の鍵作成ツール、PuTTY Key Generatorを使用しました。

PuTTY Key Generatorを起動し、[Generate]を選択します。

案内にしたがって、ブランクの範囲でカーソルを動かします。

鍵が生成されました。[Key passphrase]にパスフレーズを入力すると、保存される秘密鍵にパスフレーズが設定されます。

[Save public key]で公開鍵を保存します。

[Save private key]で秘密鍵を保存します。

これで、秘密鍵・公開鍵が作成できました。

キーペアへのインポート

続いて、作成した公開鍵をインポートします。

マネジメントコンソールのキーペアへ進み、[キーペアのインポート]を選択します。

[ファイルを選択]から、先ほど作成した公開鍵を選択します。

任意の名前を入力し、インポートします。

インポートができました!

インポートしたキーペアでログインする

インポートしたキーペアを選択し、EC2を作成します。

作成したEC2に、SSHでログインしてみます。ログイン手順の詳細は以下の記事も参照ください。

[初心者向け] 初めてのEC2ログイン:Linux編

SSHクライアントはTera Termを使用しています。ホスト名にEC2のパブリックIPを指定し、SSHを選択したら[OK]。

認証情報を確認されます。[秘密鍵]から、保存した秘密鍵を指定し、[パスフレーズ]には、鍵作成時に指定したものを入力します。

問題なければログインできます。

       __|  __|_  )
       _|  (     /   Amazon Linux AMI
      ___|\___|___|

https://aws.amazon.com/amazon-linux-ami/2017.09-release-notes/
[ec2-user@ip-172-31-30-200 ~]$

最後に

以上です。

キーペアを自前で作成・インポートする手順の紹介でした。秘密鍵・公開鍵の作成については、mac/Linuxなどの環境でOpenSSHを使った手順はよく見かけますが、Windowsの場合の手順があまりなかったので書いてみました。