【アップデート】AWS Knowledge MCP Server のトピックベース検索が強化されました
以下のアップデートを紹介します。
AWS Knowledge MCP Server は AWSの公式情報に 簡単にアクセスできるリモートMCPサーバーです。 公式ドキュメントやAPIリファレンス、アーキテクチャガイダンスを 検索・取得できます。
今回のアップデートで トピックベースの検索機能が強化 されました。 本ブログでその内容を紹介します。
何が変わった?
AWS Knowledge MCP Server を構成するツールは以下のとおりです。
| ツール名 | 内容 |
|---|---|
| ★ search_documentation | AWSドキュメント全体を検索(トピック絞り込み可) |
| read_documentation | ドキュメントページをMarkdown形式で取得 |
| recommend | ドキュメントページの関連コンテンツを取得 |
| list_regions | AWSリージョン一覧を取得 |
| get_regional_availability | サービス/機能のリージョン別提供状況を取得 |
今回のアップデートは search_documentation ツールに関するものです。
もともと AIエージェントが本ツールを使う際に、 topics パラメータを使って検索対象のドキュメント領域を絞り込めていました。 その topics パラメータにて、 指定できる値が増えています 。
search_documentation ツールの Description から、その内容を引用します。
Query Type Use Topic Example API/SDK/CLI code reference_documentation"S3 PutObject boto3", "Lambda invoke API" New features, releases current_awareness"Lambda new features 2024", "what's new in ECS" Errors, debugging troubleshooting"AccessDenied S3", "Lambda timeout error" Amplify apps amplify_docs"Amplify Auth React", "Amplify Storage Flutter" CDK concepts, APIs, CLI cdk_docs"CDK stack props Python", "cdk deploy command" CDK code samples, patterns cdk_constructs"serverless API CDK", "Lambda function example TypeScript" CloudFormation templates cloudformation"DynamoDB CloudFormation", "StackSets template" Architecture, blogs, guides general"Lambda best practices", "S3 architecture patterns"
What's New の文言や アップデート前後のawslabs/mcpのコミット を見る限り、 トラブルシューティングやAmplify、CDK、CloudFormationに関するトピックが増えている ようです。 (reference_documentation や current_awareness 、 general あたりは、今までもあったと思われます)
より絞ったユースケース、ドメインにてドキュメント検索をできるようになりました。 ノイズが減り、回答精度の向上が期待できますね。
試してみる
実際に検索してみます。 「ECS task failed to start container」で general と troubleshooting を比較してみましょう。
Claude Code にて、 どんな検索結果が返ってくるか、調べてもらいました。

検索結果(result)は以下のようになりました。
🔴 general トピックの検索結果:
| 順位 | 内容 | リンク |
|---|---|---|
| 1 | Troubleshooting Amazon ECS CannotStartContainerError | link |
| 2 | Verifying Amazon ECS stopped task connectivity | link |
| 3 | Troubleshooting Amazon ECS TaskFailedToStart errors | link |
| 4 | Viewing Amazon ECS stopped task errors | link |
| 5 | Amazon ECS MCP server でコンテナトラブルシュートを加速 | link |
🔵 troubleshooting トピックの検索結果:
| 順位 | 内容 | リンク |
|---|---|---|
| 1 | ECS deployment failures (circuit breaker) - re:Post | link |
| 2 | ECS tasks schedule issues on EC2 - re:Post | link |
| 3 | ResourceInitializationError (ECR image pull) - re:Post | link |
| 4 | ECS task placement constraints - re:Post | link |
| 5 | Stopped Windows tasks in ECS - re:Post | link |
general トピックでは 公式ドキュメント (docs.aws.amazon.com) が中心に返ってきています。 ECS のトラブルシューティングガイドや、エラーの確認方法など、 体系的なドキュメントが並んでいますね。
一方、troubleshooting トピックでは re:Post (Knowledge Center) の記事が返ってきました。 こちらはより実践的で、特定のエラーシナリオに対する ピンポイントな解決策が揃っています。
…正直なところ、general の検索結果も十分に有用です。 公式ドキュメントには体系的な情報が載っており、エラーの全体像を把握するのに適しています。 一方で troubleshooting (re:Post) は「まさにこのエラーで困っている」という場面にマッチしたら、力を発揮しそうですね。
おわりに
AWS Knowledge MCP Server のアップデートを紹介しました。
今回は検証として troubleshooting トピックを試してみました。 troubleshooting は主に re:Post Knowledge Center から検索しているようで、 ピンポイントで役立つ記事が見つかることもあれば、 検索結果が少なかったり、期待とズレた内容が返ってくることもありました。 「トラブルシュート系は troubleshooting 一択」とは言い切れなさそうです。
そこらへんは、 AI エージェント側で適切にトピックを使い分けてくれることに期待したいところですが、 なかなか思い通りに行かない場合は 「エラー系はまずは troubleshooting で調べて、微妙だったら general も調べて」 みたいな感じで依頼するのが良いかもしれません。
ノイズが減ることは確かなので、回答精度の向上には寄与しそうです。
以上、参考になれば幸いです。







