[アップデート] Precisely を使用した AWS メインフレームの最新化データ レプリケーションが IBM i で利用可能に #AWSreInvent
こんにちは、AWS 事業本部の yoshi です。
Precisely を使用した AWS メインフレームの最新化データレプリケーションが IBM i で利用可能になったのでお伝えします。
公式情報
ざっくりとした和訳
IBM i 向けのデータレプリケーションソフトウェアを発表。 IBM i、iSeries、System i、AS/400 を含むミッドレンジシステムでも利用可能になった。 Precisely が提供するデータレプリケーションを活用し、AWS クラウドデータベースにほぼダウンタイムゼロでデータ損失なく移行が可能。
AWS Mainframe Modernization Data Replication with Precisely for IBM i とは
ざっくり言うと、IBM i、iSeries、System i、AS/400 上の DB2 データベースからほぼリアルタイムでデータをターゲットの AWS クラウド データベース (RDS や Aurora など) にレプリケートできる Precisely を使用したデータレプリケーションソフトウェア
Precisely を使用したデータレプリケーションソフトウェアは AWS Marketplace で提供されています。
特徴
- AWS クラウドデータベースにほぼダウンタイムゼロでデータ損失なく移行可能
- IBM i データ形式をターゲットプラットフォーム形式に変換できるインテリジェントな変換エンジンを提供
- ターゲットプラットフォームに大幅な変更を加えることなく既存のデータ資産を活用できる
Marketplace で探してみる
AWS Marketplace で検索してみると、「AWS Mainframe Modernization Data Replication with Precisely for IBM i」がありました。
参考 URL:https://aws.amazon.com/marketplace/pp/prodview-en3xrbgzbs3dk
AWS Mainframe Modernization Data Replication with Precisely for IBM i を選択してみると、製品の概要、価格情報、使用方法等が記載されておりました。
見積もりを実施してみた
試しに価格情報を確認、東京リージョンでソフトウェアを使用した場合で見積もりを実施してみました。
見積もり内容はソフトウェアおよびインフラストラクチャの価格が表示され、どうやら転送されるデータ量によりコストが変動しそうです。
- Region:Asia Pacific(Tokyo)
- Fulfillment Option:64-bit AMI
まとめ
IBM i、iSeries、System i、AS/400 を利用していて AWS データベースを移行をお考えのお客様でしたら、AWS クラウドデータベースにほぼダウンタイムゼロでデータ損失なく移行できるため、とても便利ではないかと感じました。
ただし、転送されるデータ量によりコストが変動しそうなのでソフトウェアを使用した場合の費用に関しては、AWS サポートに確認した方が良いかと思います。