
AWS オフィシャルショップで Just Walk Out を体験してみた #AWSreInvent
こんにちは、製造ビジネステクノロジー部の若槻です。
AWS re:Invent の会場には例年 AWS オフィシャルショップ(AWS Merch Store)の出店があるのですが、今年2025年は Just Walk Out のお店となっていたので、実際に体験してみました。
Just Walk Out とは
Just Walk Out とは、Amazon が提供するレジ不要の店舗技術です。店内に設置されたセンサーやカメラ、AI 技術を活用して、顧客が商品を手に取ってそのまま店外に出るだけで購入が完了する仕組みを提供しています。
Just Walk Out のシステムは当然ながら AWS 上で動作しています。技術的な詳細は以下でご確認ください。
お店の場所、外観
お店の場所は Venetian Expo の 1F です。Datadog 滑り台を降りて直ぐの場所、と言えば分かりやすいでしょう。

お店の外観です。
入り口付近に「AWS Merch Store」のネオン風看板が見えます。

店の外には商品の衣服を身に付けたマネキンが立っています。

一番目立つのが出口のゲートです。ここで Just Walk Out の技術によりタッチだけで購入が完了します。

店舗入り口横には営業時間と Just Walk Out の利用方法が掲示されています。

- Shop
- Tap to pay
- You’re good to go
たったこれだけで買い物が出来るとのこと。
また Just Walk Out のためのカメラが使用されている旨の掲示も入り口付近にあります。

体験してみた
入り口から店舗に入ります。入店時に何かの事前登録がされている必要はありません。

店内です。パーカー、Tシャツ、リュックサック、マグカップなど、AWS ロゴ入りのオフィシャルグッズが販売されています。

ピンバッジやステッカーなどの小物もあります。ある程度小さな商品も Just Walk Out のカメラで認識できるんですね。

今回はTシャツ2枚を買ってみます。

ちなみに商品を識別するカメラはどこかと探してみましたが、パッと見で店内天井には設置されていないようです。

Just Walk Out のゲートに向かいます。今写真を見返していて気がつきましたが、各ゲート上部にあるライトが光っている部分がカメラっぽいですね。

スタッフに空いているゲートへ案内されます。

決済端末にクレジットカードをタッチして支払いを行います。このとき端末には $60.00 と表示されていますが実際には違います(何なんでしょうね。四捨五入?)。また、見切れていますが横の置き場所的な出っ張りに商品のTシャツを置いています。重ねて置いていますが認識の方はいかがなんでしょうか。

決済が正常に完了したようです。レシートは商品の QR コードで確認するようにとのこと。

ゲートのバーも開き、そのまま店外に出られました。

購入した商品の QR コードのリンクにアクセスすると、領収書検索ページが表示されました。

領収書を検索して表示できました。ちゃんとTシャツ2枚分が認識されて決済されていました。

おわりに
AWS re:Invent の体験型店舗で Just Walk Out を体験したのでレポートしました。
店員とのやり取りや商品の明示的なスキャンなどを一切行わずに買い物が完了してしまい、狐につままれたような不思議な感覚を覚えるショッピング体験でした。
re:Invent にいらっしゃっている人は是非体験してみてください。
以上






