AWS re:Post でリーダーボードが導入され、さらに日本語で利用出来るようになりました

AWS re:Post でリーダーボードが導入され、さらに日本語で利用出来るようになりました

Clock Icon2022.11.15

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いわさです。

AWS re:Post はフォーラムタイプの Q&A コミュニティプラットフォームです。
質問者は無料で質問を投稿することが出来、コミュニティ参加メンバーが質問に回答を行います。

回答者の投稿が質問者から承認されたり、他のユーザーから Upvote されると回答者へポイントが付与されます。(回答承認で+10、Upvoteで+1、など)
このポイントシステムによるランキングを示すコミュニティリーダーボードが導入され、アップデートニュースとして公開されていました。

また昨日 re:Post を使っていたところ、言語切替機能が実装されていることに気がつきました。
本日はこれら 2 つを紹介したいと思います。

コミュニティリーダーボード

ユーザーごとの保有総ポイントによってランク付けされており、コミュニティリーダーボードではランキング形式でリスト表示することが出来ます。
また AWS re:Post のトップ画面では 5 名まで表示されています。

リーダーボード画面ではおそらく re:Post 登録の全ユーザーがランキング形式で確認出来るものと思われます。3000位くらいまでは確認しました。
総ポイントによってランクが設定されています。

また、どうやら AWS 所属ユーザーは除外されているようです。
おそらく以下の「aws」アイコンが付与されているユーザーは AWS 所属あるいは関係者のユーザーだと思います。
高ランクユーザーはほとんどこのアイコンが付与されているなぁと以前から思っていたのですが、今回のランキングからは除外されていました。

逆に、除外されたランキングや全体の承認された回答数から見ると、これまでの多くが AWS アイコンユーザーによって回答されてきていたのだなぁと実感しました。

ソート機能がついていますが、どうやら本日時点では全ユーザーでのソートではなくページ内ソートのようです。
Accepted answers で降順ソートしたところ 1 ページ目では以下のようになりました。

ただし、2 ページ目では以下のようになります。

言語切替

まだアップデート情報としては公開されていないようですが、re:Post にアクセスすると言語切替機能についての通知に気がつくと思います。

これまでは UI は英語で Q&A コンテンツも英語が前提となっていたと思いますが、言語の概念が追加されました。
初回はダッシュボードの設定画面から言語設定が必要です。
設定する言語は 2 つで、「インターフェースと通知の言語」と「コンテンツの言語(複数選択可)」です。

それぞれに日本語を選択した場合、以下のようになります。
まず、ユーザーインターフェースがひととおり日本語での表示になります。これはありがたいですね。

そして、コンテンツの言語が日本語となっています。
これは全てのコンテンツを自動で日本語に変換して表示してくれるというものではなく、質問ごとにメタデータとして言語の概念があって日本語の質問のみにフィルタリングされています。なんと。

質問日時を見てみると 3 年前のものなどもあります。
中身を確認してみましょう。

日本語の質問に対して日本語で回答しています。
おそらくこのコンテンツは旧 AWS Forum から AWS re:Post へ移行されたコンテンツです。
当時は日本語で質問回答を行い、日本語のスレッドでフィルタリングすることが出来ていました。今回のこのコンテンツ言語設定は AWS Forum と同様に日本語での Q&A が出来るようになったと考えて良さそうです。(正式なアナウンスはまだ無いようですが)

コンテンツ言語については先程の設定画面から自分が回答したい言語を複数指定しておくのが良さそうです。

日本語コンテンツの投稿方法

本日時点で過去も含めてすべての質問コンテンツには言語のメタデータが設定されていました。
私が過去に質問したものは English となっていました。

ただし、本日時点で質問投稿時に言語を選択するインターフェースはありません。
試してみたところコンテンツの内容から自動で言語を判断しているようです。日本語で投稿してみたところ日本語のタグがつきました。

投稿ガイドラインやコミュニティガイドラインなどひととおり確認しましたが「英語で投稿すること」という表記はありませんでした。
英語が前提なのかなと思っていたのですが、もとから日本語で投稿しても良かったのかもしれません。

インターフェースの言語切替はメニューからも切り替えが可能

コンテンツ言語は設定画面からのみ変更が可能でしたが、インターフェースの言語は以下の言語メニューからも切り替えが可能です。

コンテンツは設定画面で設定した言語のままで、インターフェースのみ言語が切り替わりました。

2022 年 11 月 16 日追記

公式アップデート情報としてもアナウンスが出ましたね。

従来は英語がサポートされていたが、英語に加えて中国語・フランス語・日本語・韓国語が使えるようになったとのこと。

さいごに

本日は AWS re:Post でリーダーボードが導入されたのでどういうものなのかを紹介しました。
また、正式なアナウンスはまだですがどうやら今後は re:Post でも日本語で質問し日本語で回答することが出来るようになるようです。
言語によって分断される反面、これまで英語での質問ということで敬遠されていた方も利用しやすくなるかもしれません。いや、どうだろう。 今後どうなっていくのか注目したいところです。

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