[ブースレポート] 最先端の AI 技術で、私だけの F1 サーキットを創り出してレースしてきました #AWSF1Track #AWSSummit

コーヒーが好きな emi です。

本記事は 2025 年 6 月 25 - 26 日の 2 日間幕張メッセで開催中の AWS Summit Japan 2025 のブースレポートとなります。

なんと今年の AWS Summit には F1 レース体験ができるコーナーがありました！生成 AI をフル活用した体験型コンテンツを体験してきましたので紹介します。

Formula 1 特別体験プログラム A-20A 最先端の AI 技術で、あなただけの F1 サーキットを創り出す

Expo ガイド でもハイライト一覧のトップに記載されていたこちらのコーナーでは、生成 AI によって生成され分析されたコースを模擬体験できます。

コースを作る

まずは自分でコースを作ります。コースは指でなぞってひな形を作成します。

▼ハート形にしたい私

▼完成後、なんだかちょっと…と思いましたが、このまま進めます。

コースはカーブや直線など部分によって分析され色分けされています。全長も計算されました。ちなみに裏で解析しているのは Amazon Nova Pro だそうです。

▼走る場所を選択できます。日本の都道府県や他の国が選べるようでした。私はフィンランドにしました。

作成したコース、選択した場所によって F1 レースのシナリオが生成されます。
タイヤの硬さ、天候、気温などを加味した戦略が設定されていきます。

シナリオは午後の曇った天気のフィンランドのようです。Nova Pro、やりますね！

コースが完成すると、コース名とポスターが生成されます。私の設定だと、雪景色で気温の低い場所を走る 「ツンドラドリフト」 というポスターが生成されました。かっこいい！
これは Nova Canvas で生成しているそうです。

一緒に体験した 梶原 さんはラスベガスを走るコースを作成されていました。砂漠を走る 「デザートミラージュ」 というコース名になっていて、こちらもイカしています。

作ったコースでレースする

コースが作成できたら、いよいよレース体験です。作成した自分のコースを選択します。

走り始めました！風景にオーロラが輝いており、森が見えるコースで素敵です。こちらの風景も Bedrock で生成されているオリジナルのものになっています。

私は複雑なコースにしたので完走するのに手こずってしまいました。

梶原さんは 360~370km/h ほど速度を出して楽しそうでした。風景もラスベガスっぽいですね。

そして梶原さんは 4 位にランクイン！おめでとうございます。

おわりに

コースの生成、コースの分析と戦略作成、風景の生成、ポスターの生成などなど、いろいろなことをいろいろな Nova モデルに実施させており、発想がとても面白かったです。生成 AI と言うと業務効率化の文脈で考えがちだったのですが、ゲームとも相性が良さそうですね。

AWS Suumit に現地参加するとこういった体験型コンテンツを体験できるのが楽しくて良いです。