AWS Summit Tokyo 2023でクラウドの先にあるNitroに出会えた #AWSSummit

2023.04.22

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

ネクストモードに出向しています西澤です。4年ぶりオフライン開催となったAWSサミット盛り上がり過ぎですね。やっぱりリアルイベントはテンションが上がります。

AWSさんのブースに人だかりを発見しました!そこにあったのは、、、

Nitroとは

とりあえずChatGPTに聞いてみました。

Q. AWS Nitro Systemとはなんですか?
A. AWS Nitro Systemは、Amazon Web Services (AWS) のクラウドコンピューティングプラットフォームである。AWS Nitro Systemは、仮想マシンの起動、ネットワーキング、ストレージ、セキュリティなど、多くのサーバーリソースを処理するために設計された、高度に最適化されたハードウェアおよびソフトウェアプラットフォームである。
AWS Nitro Systemは、AWSのインフラストラクチャーサービスであるAmazon Elastic Compute Cloud(EC2)の背後にある基盤技術であり、EC2インスタンスがハイパフォーマンスで高い信頼性を提供することを可能にする。 Nitro Systemは、ハイパフォーマンス、高い信頼性、セキュリティ、および拡張性を備えており、AWSが提供するインフラストラクチャーサービスの中核を担っている。

Nitroとご対面

AWS Nitro Systemは2017年11月に発表されたAWSが独自に開発したEC2基盤で、インスタンスタイプではC5、M5、R5の世代から対応されています。仮想サーバであるEC2の進化の礎となっています。

普段何気なくボタンぽちっと利用している雲の上のNitroを、なんと今回実機で見ることができました!雲の上にも物理の世界が存在していることを頭では理解していたはずなのに、そしてこれまでもre:InventやAWS公式資料等でその説明を目にしてきたはずなのに、実物を目の前にして興奮を抑えずにはいられませんでした。

そしてGravitonや機械学習用プロセッサにも!

Nitroだけではなく、AWSが独自開発しているARM系プロセッサであるGravitonや機械学習用プロセッサ(Trainium/Inferentia)についても陳列されていました!

Q. AWS Graviton プロセッサとは何ですか?
A. AWS Gravitonプロセッサは、Amazon Web Services (AWS)が設計したARMアーキテクチャに基づくプロセッサです。 Gravitonプロセッサは、AWSのクラウドインフラストラクチャで実行されるAmazon EC2インスタンス向けに最適化されています。
Gravitonプロセッサは、従来のx86アーキテクチャベースのプロセッサよりも高い性能を発揮することができます。特に、Gravitonプロセッサは、エネルギー効率が高く、コスト効率が優れています。また、AWSが提供する多くのサービスでGravitonプロセッサが利用可能であり、これにより、顧客はアプリケーションのパフォーマンスを最適化しながらコストを抑えることができます。
Gravitonプロセッサは、AWSが提供する多くのEC2インスタンスファミリーに使用されています。例えば、Amazon EC2 A1インスタンスは、Gravitonプロセッサを採用した最初のインスタンスファミリーであり、コスト効率に優れたWebサーバーやコンテンツ配信ネットワークなどのワークロードに最適です。

写真があまり上手く撮れていなくてすみません。物理的なプロセッサの設計については全くの素人ですが、ただ見とれてしまう魅力がありました。

まとめ

新型コロナウィルスの扱いが変わり、オンラインでは無く対面でのコミュニケーションの重要性が再評価されつつあります。これまでなんとなく頭の中だけでイメージしていたものが、実際に目の前に存在しているだけなのですが、ただそれだけででこれまでブラウザからポチポチと構築してきたEC2に急に物語が付加されたような不思議な感覚を覚えました。頭で理解することだけではなく、目で見て直接触れること、経験することの価値も見直されるべきなのかもしれません。なんにせよオフラインイベントならではの貴重な体験となりました。

AWSサミットの残り香を来週からの糧にしていきたいと思います。