【アップデート】AWS 利用によって発生する炭素排出量を可視化できる AWS Sustainability Console がリリースされました!

【アップデート】AWS 利用によって発生する炭素排出量を可視化できる AWS Sustainability Console がリリースされました!

2026.04.02

こんにちは、フニです。

本記事では、AWS Sustainability Console が新たにビリング権限なしで炭素排出データへのアクセスを分離し、複数の計算方式や Scope 別分析が可能になったアップデートについてご紹介します。

アップデート概要

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/aws-launches-sustainability-console/

炭素排出量を可視化・分析できるサービス AWS Sustainability Console がリリースされました!

これまで、AWS の炭素排出データは AWS Cost & Usage Report や Customer Carbon Footprint Tool を通じてアクセスする必要があり、ビリング権限(aws-portal:ViewBilling など)を持つユーザーのみが閲覧できる構造でした。

今回のアップデートにより、sustainability:GetEstimatedCarbonEmissions などの専用 IAM 権限を付与するだけで、ビリング権限なしでも炭素排出データへのアクセスが可能になりました。

炭素排出量は、市場ベース(Market-based Method: 再生可能エネルギー購入実績を反映)と場所ベース(Location-based Method: 平均グリッド排出係数を使用)の 2 種類の計算方式で提供されます。また、Scope 1(直接排出)、Scope 2(電力由来の間接排出)、Scope 3(その他の間接排出)の区分でデータを参照できます。

詳細は以下の公式ドキュメントをご参照ください。

https://docs.aws.amazon.com/sustainability/latest/userguide/what-is-sustainability.html

やってみた

前提

  • AWS アカウントに何らかの AWS サービス利用実績があること(前月分のデータは翌月 21 日までに反映)
  • IAM ユーザーまたはロールに以下の権限が付与されていること
    • sustainability:GetEstimatedCarbonEmissions
    • sustainability:GetEstimatedCarbonEmissionsDimensionValues

Sustainability Console で炭素排出量を確認する手順

  1. AWS マネジメントコンソールにサインインし、ブラウザのアドレスバーに以下の URL を入力して Sustainability Console を開きます。
    https://console.aws.amazon.com/sustainability/

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  1. 左のナビゲーションから [Carbon emissions] を選択し、画面上部のフィルターで確認したい期間を設定します。

※ 月次データは前月の翌月 21 日頃に反映されます。

CleanShot 2026-04-02 at 12.27.21@2x.png

  1. 必要に応じてフィルター設定を設定します。

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  1. 可視化されたグラフ結果を確認します。

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CSV レポートダウンロード

  1. [Reports] タブに移動し、[Download CSV] ボタンから排出量データを CSV 形式でダウンロードできることを確認します。

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  1. 期間を設定し、Apply を押下します。

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さいごに

今回は、AWS Sustainability Console がビリング権限から独立した専用 IAM 権限で炭素排出データにアクセスできるようになったアップデートについてご紹介しました。

サステナビリティ担当者が財務チームを介さず自律的にデータを分析・報告できるようになることで、ESG レポーティングの効率化と精度向上が期待できます。

この記事が誰かの助けになれば幸いです。

参考

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/aws-launches-sustainability-console/
https://docs.aws.amazon.com/sustainability/latest/userguide/what-is-sustainability.html
https://docs.aws.amazon.com/sustainability/latest/userguide/getting-started.html

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