AWS Tools for PowerShell 4.1 がリリースされました

2020.08.28

しばたです。

少し前のはなしなのですが、AWS Tools for PowerShell 4.0のマイナーバージョンアップであるVer.4.1がリリースされました。
AWS Tools for PowerShell 4.0がリリースされたのが去年の11月末ですので、約9カ月経ってのマイナーバージョンアップとなります。

主な変更点

公式のCHANGELOGは以下となります。

率直に言って機能的に大きな変更はありません。
ベースとなるAWS SDK for .NETも先日リリースされたv3.5ではなくv.3.3.800.0ですし、基本的にはSDKの更新に合わせて各サービス用のコマンドレットを更新しているだけです。

対応プラットフォーム

その代わりAWSPowerShellモジュールでサポートされるPowerShellのバージョンがPowerShell 3.0以上なり、遂にPowerShell 2.0がサポート対象から外されました。

これはAWS Tools for PowerShell 4.0のリリース時にもアナウンスされていた事であり、どうしてもPowerShell 2.0環境でAWS Tools for PowerShellを使いたい場合は、AWS Tools for PowerShell 4.0系の最終バージョンであるVer.4.0.6を使う様にしてください。

各モジュールごとの対応プラットフォームは以下の様に更新されています。

モジュール 対応プラットフォーム
AWS.Tools.* .NET Framework 4.7.2以上のWindows PowerShell 5.1 (Windows)
PowerShell Core 6 ~ PowerShell 7 (Windows, macOS, Linux)
AWSPowerShell.NetCore .NET Framework 4.7.2以上のWindows PowerShell 3.0~5.1 (Windows)
PowerShell Core 6 ~ PowerShell 7 (Windows, macOS, Linux)
AWSPowerShell Windows PowerShell 3.0~5.1 (Windows)

インストールおよびバージョンアップ方法

新規インストール手順

AWS Tools for PowerShell 4.1を新規にインストールする場合は従来どおりAWS.Tools.Installerモジュールを使って必要なサービス用のモジュールをインストールしてください。

# AWS.Tools.Installerモジュールをインストール
Install-Module -Name AWS.Tools.Installer

# 使用例
# * EC2, S3 用の最新モジュールをインストール
Install-AWSToolsModule AWS.Tools.EC2, AWS.Tools.S3

AWS Tools for PowerShell 4.0 からのバージョンアップ

既にAWS Tools for PowerShell 4.0をお使いの場合はバージョンをする必要があるのですが、既知の問題があり単純にUpdate-AWSToolsModuleを実行してもエラーとなってしまいます。

このため先にAWS.Tools.Installer自体を最新バージョンに上書きインストールしてやる必要があります。
(同時に-SkipPublisherCheckパラメーターも指定してやります)

Install-Module AWS.Tools.Installer -SkipPublisherCheck -Force

コンソールを再起動しAWS.Tools.InstallerのバージョンがVer.1.0.2になっていればOKです。

そのうえでUpdate-AWSToolsModule-SkipPublisherCheckパラメーターをつけて実行してやればOKです。

Update-AWSToolsModule -SkipPublisherCheck -Force

ちょっと面倒な手順ですので、一旦AWS Tools for PowerShell 4.0のモジュールすべてアンインストールしてVer.4.1を新規にインストールし直してやる方が手っ取り早いかもしれません。
環境に応じて好きな手順を選ぶと良いでしょう。

最後に

以上となります。
本記事の内容がAWS Tools for PowerShellをお使いの方の役に立てば幸いです。