Amazon Bedrock IDE を使ってみる #AWSreInvent

Amazon Bedrock IDE を使ってみる #AWSreInvent

Clock Icon2024.12.09

こんにちは、森田です。

以下のアップデートで Amazon Bedrock IDE がプレビューリリースされました。

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/12/amazon-bedrock-ide-preview-sagemaker-unified-studio/

Amazon Bedrock IDE とは

Amazon SageMaker Unified Studio 内に統合された Amazon Bedrock のための開発環境です。

Amazon Bedrock の開発環境としては、以前より Amazon Bedrock Studio として公開されていましたが、今回のアップデートで Amazon SageMaker Unified Studio での利用に変更されています。

https://dev.classmethod.jp/articles/bedrock-studio-preview/

Amazon Bedrock Studio, renamed to Amazon Bedrock IDE, is now available in Amazon SageMaker Unified Studio . Amazon Bedrock Studio will be available until February 28, 2025. You may access existing workspaces in this previous version through February 28, 2025, but you may not create new workspaces. To access the enhanced preview version of Bedrock Studio with additional features and capabilities, you may create a new SageMaker domain here . Learn how through our documentation.

以下の通り、新しいワークスペースも作成することはできなくなっています。

スクリーンショット 2024-12-09 11.14.42.png

やってみた

今回は、バージニア(us-east-1)で行います。

Unified Studio ドメインの作成

以下のURLにアクセスを行い、新規で Unified Studio ドメインを作成します。

https://us-east-1.console.aws.amazon.com/datazone/home?region=us-east-1#/

スクリーンショット_2024-12-09_11_17_32.png

ドメイン作成時にVPCが必要となります。今回は新規作成を行なってみます。

スクリーンショット_2024-12-09_11_18_18.png

以下のように CloudFormation スタックのクイック作成が表示されるため、「スタックの作成」をクリックします。

スクリーンショット_2024-12-09_11_20_50.png

:::
スタック作成完了後は、「Quick Setup 設定」で自動でリソースの設定が行われるようになります。

スクリーンショット_2024-12-09_11_26_04.png

続いて、IAM Identity Center の設定を行い、「ドメインを作成」をクリックします。

スクリーンショット_2024-12-09_12_38_45.png

正常に作成が完了すると、以下のようなポップアップが表示されます。

スクリーンショット_2024-12-09_12_39_55.png

Amazon Bedrock IDE を開く

「統合スタジオを開く」をクリックします。

ドメイン___Amazon_SageMaker___us-east-1.png

その後以下のような画面が表示されるため、「SSOでサインイン」をクリックし、IAM Identity Center のユーザでサインインを行います。

スクリーンショット 2024-12-09 12.48.10.png

サインイン後、画面上部のDiscover→Chat playgroundをクリックします。

スクリーンショット_2024-12-09_12_58_13.png

すると、Amazon Bedrock IDEとして以下の画面が開きます。

スクリーンショット_2024-12-09_13_00_37.png

プレイグラウンド

Chatをクリックすると、以下のようにモデルの選択やプロンプト入力が行えます。

スクリーンショット_2024-12-09_13_11_49.png

Image and videoでは、画像の生成なども可能です。

スクリーンショット 2024-12-09 13.16.24.png

エージェント

画面右上の「Build chat agent」をクリックします。

スクリーンショット_2024-12-09_13_18_26.png

なお、エージェントの作成には、プロジェクトが必要となります。(今回は、事前に作成済みとします)

スクリーンショット 2024-12-09 13.19.21.png

プロジェクト選択後、以下の選択が可能となります。

  • Data
  • Guardrails
  • Functions
  • UI

UIとは

「UI」という設定値が見慣れなかったので確認しました。

チャット画面の表示設定のようでした。

スクリーンショット_2024-12-09_13_28_03.png

エージェント保存後は、「My apps」で確認できます。

スクリーンショット 2024-12-09 13.30.58.png

Amazon Bedrock Flow

こちらもプロジェクトが必要となります。(今回は、事前に作成済みとします)

「Flow」をクリックすると、ビルダー画面が表示されます。

スクリーンショット_2024-12-09_13_40_24.png

基本的には従来の Bedrock Flow と同じ感覚で利用できそうですが、対応 Node が少ないようです。(Lambda実行など)

スクリーンショット 2024-12-09 13.41.02.png

https://dev.classmethod.jp/articles/bedrock-flows-ga/

さいごに

Amazon Bedrock IDE を利用することで、生成AI開発に必要な機能・コラボレーションが簡単に実現できそうです。

現状プレビューでの提供のため、Flowの対応 Node が少ないなどの制約はありますが、非常に便利な機能だと感じました。

今後のGAが待ち遠しいです!

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