クラスメソッド ベルリンだより – 20170219

2017.02.20

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ベルリンの半瀬です。おひさしぶりです。

はじめに

日本の運転免許証をドイツのものに切り替えました。
ちょっとしたときに身分を証明する手段を持っておきたかったことが理由です。
※ ベルリンは交通機関が整備されていて、運転ができないと生活に不便ということはありません。

身分証明はパスポートが一番強いですが、仕事で海外駐在する場合は、就労ビザの証明もパスポートに付加されています。
紛失/盗難時に再発行することの手間を考えると、普段の生活ではあまり持ち歩きたくありません。

運転免許証は滞在先の公的な機関が発行した顔写真付きの身分証明となるので、パスポートに準じるものとして通用するケースが多いそうです。

ベルリンで運転する方法

ドイツで普通自動車を運転するには以下の方法があります。

  1. 日本で国外運転免許証を発行し、ドイツで(運転時に)携帯する
  2. ドイツ現地の在外公館等で日本の運転免許証の翻訳証明を発行し、日本の運転免許証とともに携帯する
  3. ドイツの運転免許証を取得し、携帯する

「1.」 と「2.」 はともに日本の運転免許証を根拠としています。渡航前に日本で発行してもらうか、現地で発行してもらうか、で違いがあります。
それぞれ有効期間が異なりますが、1年以上ドイツに滞在する場合は再発行手続きが発生してしまい、あまり有効な手段ではありません。
「3.」 が今回行なった内容です。

※ ↓「1.」の国外運転免許証。渡航前に発行したもので、すでに期限が切れています。
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もともと日本の運転免許証を持っていない人はドイツで運転免許試験を受けて免許を取得します。その場合は頑張ってください(>_< )

運転免許証を切り替える

準備

切り替え申請に必要なものは以下のとおり

  1. パスポート
  2. 住民票原本(Meldebescheinigung)
  3. 証明写真1枚(縦45mm x 横35mm)
  4. 日本の有効な運転免許証と、そのコピーを1部
  5. ドイツ語で書かれた日本の免許証の翻訳証明 1部
  6. 現金: 35ユーロ

「1.」から「4.」については、ドイツに駐在する上での基本装備として揃っています。
「5.」は新しく入手する必要があり、発行は日本国大使館が行なっています。
※ 参考: 在ドイツ日本国大使館 - ドイツでの運転・運転免許証の切り替えに関するインフォメーション

日本免許証の翻訳証明

ベルリンのドイツ日本国大使館で申請します(写真は控えました)。入館には空港と同じような荷物検査が必要。

翻訳証明の作成にあたり必要なものは以下です。

  1. 申請書(在ドイツ日本国大使館のWebページからダウンロード可能)
  2. 現金: 15ユーロ (※ 受け取り時にお支払い

1週間から10日程度で発行されます。申請して次の週に受け取りができました。
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切り替えの申請

切り替えはベルリンの運転免許センター(Fahrerlaubnisbehörde)で行います。
クラスメソッドベルリンオフィスから徒歩5分のところにありました。

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「朝早く並べば当日手続きで対応してもらえるらしい」という噂をもとに朝一番に向かいましたが、受付にはすでに20人ほど並んでいて、1時間近く待つことになりました。

受付の人は妥協なしのドイツ語対応でしたので(英語対応をしてくれることもあるらしい)、わずかに知っている単語と身振り手振りで頑張って伝えたところ、意味が通じたのか、用紙を1枚作成して手渡してくれました。
私はてっきり 当日対応で切り替え手続きをしてくれるものだと思っていたので、受け取りながら嫌な予感がしました。


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「2016年11月14日(月)」と書いてあります。当時は8月だったのでiPhoneの日付を3回くらい確認しましたが、どう読んでも3ヶ月後です。

そして時は流れます ...

切り替えの申請 再

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すっかり秋景色になり、風も冷たくなってきていました。
約束の日になりましたので、ふたたび運転免許センターを訪れました。

※ 免許センターの待合スペース。写真右が前回並んだ受付窓口で、混雑時は左手の廊下奥まで並びます。(予約番号がある場合は並ばなくて良い
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随分と間が空きましたので、電子掲示板に私の番号が出ないのではないかと非常に不安になりましたが、ちゃんと出ました。すごいぞドイツ。

幸い、英語がある程度通じる人に担当してもらえたので、特に質問を受けることもなく淡々と進みました。(切り替えに必要な料金35ユーロはこのタイミングで支払う)。最後に紙を一枚渡され、「発行に1ヶ月ほどかかるので、できたら通知します。」と伝えられました。その場で発行してもらえるつもりでいたので、思わず聞き返してしまいました。

つづく ...

受け取り

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冬になりました。
郵便で知らせをもらえると11月に聞いていましたが、12月には一度日本に帰国する予定だったので、免許証ができても受け取りは年を越すとは思っていました。
ですが、1月中旬にベルリンに戻ったタイミングで郵便受けを見ても、通知が来ていません。。。(1ヶ月って言ったよ!! ><;

さらにそこから10日ほど待つと通知を受け取りましたので、三たび運転免許センターに出陣しました。
(再度受付に30分ほど並ぶなど諸々言いたいことは省略して、)ついに念願の運転免許証を受け取ることができました!!!

なお、この時点で日本の免許証は回収されます。回収された免許証は運転免許センターから大使館経由で日本の住所に返却されるとのことですが、詳細は確認が間に合いませんでした。

まとめ

一連の所要時間です。ほぼ半年かかりました。
1. 翻訳証明の申請から取得まで: <1週間〜10日>
2. 本申請の予約から申請受領まで: <3ヶ月>
3. 申請受領後から受け取りまで: <2ヶ月>

実は申請自体は必ずしも免許センターで行なう必要はないこと、申請手続きの予約もWeb上でできること、を後から知ってしにたくなりました。
Umschreibung einer ausländischen Fahrerlaubnis aus einem Nicht-EU/EWR-Land (Drittstaat/Anlage 11)
これによると、区役所(Bezirksamt)の予約は比較的空いているようで、順番待ちは1ヶ月程度で済む様です。
仕事で必要な場合など、時間に余裕がない場合はちゃんと調べて進める方が吉だと学びました。

最後に

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いくつか反省点はあるものの、これでドイツで運転してもよいことになりました。
さっそく車を借りてドライブを。と思いましたが、標識も全く理解していないので交通ルールをべんきょう中です。

それではまた。