試験改訂に対応したSAA対策本を読んでみた

ソリューションアーキテクトアソシエイト試験の改訂に対応した書籍が出版されました。改定後試験に以前落ちた身として、試験への再チャレンジの切っ掛けとして手にしてみました。
2019.01.21

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昨年改訂されたソリューションアーキテクトアソシエイト試験へ対応した黒本「徹底攻略 AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト教科書」が今月18日に出版されました。書籍の特徴、特典について順を追って触れてみます。

特徴について

試験範囲のカバーだけでなく、試験を始めるまでの過程も順を追って説明がなされています。

試験を受けるまでの手続き解説

以下のようなSAA以外の試験概要や実際の受験に必要なアカウント作成についても触れられています。

  • AWS認定試験の資格体系
  • 役割別認定
  • 専門知識認定
  • AWS認定アカウントの作成
  • 受験申し込み

実際の受験手続きがわからないケース等も今回の書籍では恐らくカバーできると思われます。

分野に合わせた章組

単純に各サービスへ焦点をあてるというよりも、試験の分野にそって章立てされています。試験に合格できなかった場合に、正解率が低かった章をおさらいすることにより対策が立てやすくなるという構成のようです。

  • AWSにおける高可用アーキテクチャ
  • AWSにおけるパフォーマンス
  • AWSにおけるセキュリティ設計
  • AWSにおけるコスト最適化
  • AWSにおける運用管理

各種用語については必要に応じて図説を交えて解説が入っていますが、ハンズオンを行った後に読むことでよりイメージしやすくなると思います。

特典

インプレスブックスの書籍紹介ページに特典へのリンクが用意されています。Kindle版と単行本共通で、CLUB Impressに登録する必要があります。

まとめ

改訂前の試験対策本で改訂後の試験に挑んだ身としては、石橋を叩いて渡るためにも何らかの対策本が出版されるまで受験を保留していました。

今回の書籍を手にすることで合格に到れるかはわかりませんが、前回正答率を落としていた分野のカバー目的には一致している一冊だと思われるため、再度の試験への切っ掛けにしようと思います。