Brazeダッシュボードの各機能について解説
Brazeのダッシュボード機能について紹介します。
操作で迷われている方はぜひ参考にしてください。
ヘッダーメニュー
アカウント設定
管理者の名前、メール、部署、パスワードの設定ができます。
企業の設定
会社名、タイムゾーンの設定ができます。
サブスクリプションと利用状況
MAUやデータポイントなど実装しているアプリやサイトの利用状況が確認できます。
Most Used Events and Attributes by App (Estimated)の画面内ではデータポイントの消費割合が確認可能です。
消費割合を確認することにより、無駄なデータをデータポイントで消費してないかを把握することができます。
以下データポイントの過剰消費を防ぐ対策をご紹介します。
データポイントの過剰消費を防ぐ対策
変更が少ない値データの送信をしない
通常であれば変更が少ない値「first_name」「last_name」「email」などの消費割合が多い場合、アプリを開くたびに更新されている可能性があります。
このような変更が少ない値については『値が変更されたとき、または差分のみ更新する』というデータ送信の仕様にすることで、無駄なデータポイントの消費を抑えることができます。
高頻度のイベントデータの送信を抑える
「Send Message」「View Message」などのアプリ内で送信されるメッセージのイベントを1件ごとに送信していると、データポイントの大量消費につながります。
単発のイベントデータを送信するのではなく、『10件のメッセージを送信するごとに1つのイベント発生』などアプリゲートを送るようにすることでデータポイントの消費を抑えられます。
セッションが頻繁に発生する場合は調整する
1日に何度も起動するアプリや何回も訪れるWEBサイトの場合、セッションのたびにデータポイントが消費されます。
セッションのタイムアウトを延長したり、WEBページを表示してからX秒後にデータ送信するなどSDKを初期化することで過剰なデータポイントの消費を抑えることもできます。
ユーザー管理
ユーザーの追加・削除ができます。
データ
概要
Brazeで計測しているユーザーデータが見れます。
ユーザーデータはBraze SDKをアプリやWEBサイトに組み込むことで計測が可能になります。
SDKの初期設定については以下をご覧ください。
レポートビルダー
キャンペーンまたはキャンバスの比較レポート作成ができます。
レポート機能については以下記事でも触れております。
グローバルコントロール
キャンペーンまたはキャンパスを受信しないユーザーの設定などができます。
エンゲージメントレポート
キャンペーンまたはキャンバスで作成したメッセージのエンゲージメント統計が取得できます。
収益
特定の期間における特定の製品の収益または購入、またはアプリの総収益または購入に関するデータを表示できます。
カスタムデータ
作成したカスタムイベントの統計が見れます。
カスタムイベントの作成についてはこちらをご覧ください。
カタログ
カタログ機能はCSVにまとめてある外部データをBrazeに取り込んでパーソナライズ化したメッセージの作成に使う機能になります。
エンゲージメント
セグメント
セグメントをクリックし、右上の「Craate Segment」をクリックするとBrazeで計測されているユーザーデータを基にしたセグメントの作成ができます。 セグメント作成については以下記事でも触れております。
キャンペーン
単発でのメッセージ配信の作成ができます。
メッセージは「メール」「プッシュ通知」「アプリ内メッセージング」「Webhook」の4つの機能を使って配信ができます。
上記のセグメントで作成したユーザーに絞った配信やABテストなどの機能も活用できます。
SDKを組み込んでからのメッセージ配信についてはこちらの記事でもやり方を解説しています。
キャンバス
複数のステップで設定されたメッセージ配信の作成ができます。
キャンペーンでは単発配信しか出来なかったメッセージが、キャンバスを設定することでユーザーの様々な行動パターンに紐づき複数回の配信でできるようになります。
2022年7月にキャンバスの新機能キャンバスフローがリリースされました。
キャンバスフローの設定については以下記事でもまとめております。
グローバルメッセージ設定
フリークエンシーキャップの設定ができます。
テンプレート&メディア
キャンペーン、キャンバスで使用するメッセージのテンプレート作成ができます。
ロケーション
位置情報の設定ができます。
こちらの機能を設定することでユーザーデータに位置情報が加わり、セグメント化ができるようになります。
位置情報の設定などについてはこちらの記事でも解説しています。
ユーザー
ユーザー検索
Brazeで計測されているユーザーの検索を行います。
ユーザーインポート
CSV形式でのユーザーデータの追加を行います。
サブスクリプショングループ
Brazeダッシュボードに保存したサブスクリプショングループをプログラムで管理します。
システム連携
テクノロジーパートナー
Brazeと連携できるツールの確認ができます。
Currents
外部ツールとの連携設定ができます。
以下記事ではCurrents機能を試してみました。
プロモーションコード
設定
開発者コンソール
検証などで使う開発者コンソールについては以下記事で詳細を書いてます。
操作の不明点は公式ドキュメントを参考に
今回の記事で紹介した以外にも不明点がある場合は公式ドキュメントでの確認もできます。
こちらも是非参考にしてください。