CloudOneの請求をインスタンスを管理しているAWSアカウント単位で分ける方法について
こんにちは、コンサル部@大阪オフィスのTodaです。
CloudOneをご利用頂く中で、複数のAWSアカウントにあるインスタンスの保護を実装して、請求をアカウント毎に分けたいというご要望を頂く事がございます。
現状、CloudOneではアカウントにサブスクライブをしているAWSアカウントに請求がまとまる仕様となっています。
上記を回避するため CloudOneアカウントを複数利用して対応する方法を紹介します。
現状の仕様
CloudOneでは複数のクラウドやオンプレに導入されているサーバーの保護をする事が可能です。
保護をしたときの利用料金は従量課金で、ライセンスをサブスクライブしているクラウドアカウントに請求がおこなわれます。
上記サブスクライブは 1点のCloudOneアカウント に 1点のクラウドアカウントを関連付けするルールになります。
そのため1点のCloudOneアカウントにてクラウドアカウント毎に利用料金を分散する事はできないようになっています。
対応策について
AWSクラウド単位でCloudOneの利用料金をまとめる場合は、CloudOneアカウントをAWSクラウド毎のご準備いただき
ライセンスのサブスクライブと監視の設定を実施する方法がございます。
上記、現状の仕様に貼り付けをしている物を対応した場合は下記になります。
CloudOneアカウントには複数のユーザーアカウントを関連付けする事ができます。
招待をおこない関連付けする事で「CloudOneアカウントの切り換え」にて環境の移動をする事ができます。
CloudOneアカウントを追加する方法 (2点まで)
CloudOneのアカウントの追加はダッシュボード画面上部の[CloudOneアカウント名]が表示される箇所をクリックして[新規アカウントの作成]をクリックします。
新しく準備をするアカウントのエイリアスとリージョンを設定する事で作成ができます。
CloudOneアカウントを追加する方法(3点以上)
CloudOneアカウントはユーザーアカウントに対して上限2点までの制限がございます。
現状対応方法としては「別途ユーザーアカウントをご登録して対応する方法」と、
「CloudOneサポートに連絡をして上限を解除する方法」がございます。
対応期間が短いのは「別途ユーザーアカウントをご登録して対応する方法」になります。
別途ユーザーアカウントをご登録して対応する方法
別途ユーザーアカウントをご登録して対応するパターンのイメージは下記になります。 CloudOneアカウントを作成後は、必要なユーザを招待します。
CloudOneサポートに連絡をして上限を解除する方法
サポートを経由して上限を解除頂く場合は、画面右上の[ヘルプ]から[サポート情報]を経由して問い合わせをおこないます。
ケースの種類は「サブスクリプションの対応」から、従量課金をAWSアカウント毎に分けるため関連付けするCloudOneアカウントの上限引き上げを依頼する内容をご記入ください。
アカウントの切り換えとユーザーの招待について
アカウントの切り換えとユーザーの招待については、下記記事を参照頂き操作をお試しください。
さいごに
今回はCloudOneの請求をインスタンスを管理しているAWSアカウント単位で分ける方法について解説いたしました。
少しでもお客様の作りたい物の参考になればと考えております。