(仕事で)なりたい自分になる方法

普段仕事をしていて、こういうことできるようになりたいのに…と思うことはありませんか? 思っているのに中々実を結ばない、そんな方に、私がなりたい自分になるためにしていることをご紹介します。
2022.02.22

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よくも悪くも理想が高いかめです。
こんな風になりたいな、ここが弱いからここを鍛えたいな…と理想の自分を設定し、その実現のために行動する方なので、前職ではストイックと評されていました。

チームメンバーの方に、この実現のための行動プロセスを紹介したところ、お役に立てたようなので、ブログを通じて紹介してみようかなと思いました。
誰かのお役に立てば幸いです。

なりたい自分になる方法 パターン A

  1. なりたい自分、やりたいことをリストアップし、目で見てわかる状態にする
  2. リストの内容で優先順位、やらないものを決める
  3. 重点的にやっつけるものを決める
  4. どこまでやるのか決める
  5. 1 日、 1 ヶ月など期間を決めて、それだけを徹底的に行い、当たり前の習慣にする
  6. このプロセスを繰り返し、少しずつなりたい自分に近づいていく

パターン A としているのは、私がなりたい自分になる方法をいくつか持っているからです。
私の場合は、いくつかの方法を組み合わせていますが、今回お話したチームメンバーの方にはパターン A が合っているなと感じたので、この方法を紹介しました。
他の方法も聞いてみたいという方は、お気軽にお声がけください。
機会があったらまたブログでご紹介するかもしれません。

なりたい自分、やりたいことをリストアップし、目で見てわかる状態にする

なりたい自分ややりたいことは、今の自分と違うところ、つまり当たり前の習慣になっていないことです。
指摘などをもらって、直そうと思っても、変わりたいと思い、それを強く意識して行動を変えるなどの工夫をしないと中々なりたい自分にはなりにくいです。

また、脳内だけで留めておくと、新しい指摘ややりたいことなどが入ってくると、人によっては、以前の事柄が薄れてしまい、また、同じような状況になって、「そうだ、私は xx になりたかったんだ。」と思い出すことになります。
ヒトが脳内に一時的に情報を留められる量(ワーキングメモリ)は、個人差もありますが、そこまで多くはないと思いますので、外付けのメモリで補うために、目で見てわかるリストを作成しましょう。

目で見える状態にすることで、なりたい自分になるために必要なことや、進捗の把握、取捨選択などがしやすくなります。

リストの内容で優先順位、やらないものを決める

あ、これ直したい、これできないからできるようになりたい…とリストを作っていくと、人によっては膨大なリストが出来上がると思います。
膨大なリストができること自体は良いと思うのですが、今まで当たり前でないことを当たり前にしていくことはとても大変だと思うので、全てを並行してなりたい自分を目指すのは、それぞれに割り当てられる力が小さくなって、効果が出にくく、時間もたくさんかかると私は考えています。
なので、リストの中からどれを最初に身につけると大きな効果が得られるのか、自分の能力や性格などを考慮するとこれは思い切って諦めて、周囲のフォローに頼るのかなどを仕分けしていきます。
周囲のフォローに頼るというのは、相手があってのなので、受け入れられるかチームのメンバーの方とも会話をすることをおすすめします。
その際、ただ、「私はできません」だと受け入れにくいと思うので、どういう理由でやらないことを選択したのかや、代わりにどんなことをチームに提供できるのかなどを添えるとより、受け入れやすくなると思います。
もしかしたら、自分でできないと思っていただけで、チームの方から別の視点での解決方法をアドバイスしてもらえるかもしれません。

重点的にやっつけるものを決める

優先順位ややらないものなどを決めたら、その中でも特に重点的にやっつけるものを決めていきます。
私がチームメンバーの方にお伝えしたのは、最初のうちは 1 つずつやっつけることです。
慣れてくれば、いくつかを並行して、短期間で色々できるようになって、どんどんなりたい自分に近づけると思いますが、人によって並行できる数などは差がありますので、 1 つから始めて徐々に増やしていくことで、それを探っていくと良いと考えています。

どこまでやるのか決める

重点的にやるものを決めたら、次は、それをどこまでやったら区切りとするのかを決めます。
現在 0 点のものを、いきなり 100 点を目指すとモチベーションの維持なども難しくなってくると思いますので、最初は 30 点くらいできたらよしとするなど、どういう状態になったらできたとするのかを決めます。
仮に、達成した後、もっと上を目指したいと思ったら、一旦は目標を達成したものとして消しこみをして、 1 に戻って、リストに新しい目標を追加します。

一旦、消し込みをして、さらに上の目標を新規に追加するというのは、私はこれをやっつけたぞ!という達成感やモチベーションの維持にも繋がるので、その意味でもおすすめです。

1 日、 1 ヶ月など期間を決めて、それだけを徹底的に行い、当たり前の習慣にする

例えば、「今月は、会議招集する際に本当に会議にする必要があるのか、非同期のチャットコミュニケーションのみで目的を達成できないか必ずチェックする強化月間」という目標をたて、 PC などの目に入るところに貼り、これを実行します。
普段の習慣にないことを行うのは強い意識が必要ですが、 1 日、 1 ヶ月などの期間を決めて、しかも 1 つなどに絞ると意外と集中して実行できるものです。(私調べ)
こうして、 1 ヶ月これを続けていると、不思議なことに当たり前の習慣になって、強く意識しなくてもできることが増えてきます。

このプロセスを繰り返し、少しずつなりたい自分に近づいていく

最初は 1 つずつでも、なりたい自分になるために必要なことを当たり前の習慣にしてやっつけると、確実になりたい自分に近づけて、気づくといつの間にか、なりたい自分になっているのです。
周囲からすると、同じ指摘を何度も言わせるなよ、これこの前も言ったんだけど…ということはあるかもしれないし、自分自身もまた同じ指摘をさせてしまったという気持ちもあるかもしれませんが、 1 つずつでも歩み続ければ、やがてはたどり着きます。
周囲の方には、いずれできるようになるから待っていてねでいいです。少なくとも私はそう思っています。なりたい自分に向かって自分のペースで 1 個ずつでもいいから歩んでみませんか?
というのが、私がチームの方にお伝えしたことでした。

おまけ

タイトルに(仕事で)と付けましたが、このプロセスは、仕事以外の様々な場面でも使えます。
もしかしたら、目新しい発見のない内容かもしれませんが、この記事の内容で何か発見があった方は、ぜひ、日常生活でもこのプロセスを活用してみてください。