ジョインして初めて触れた技術を振り返ってみた

ジョインして3ヶ月、AWSでお腹いっぱいです
2020.12.11

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本エントリはクラメソビギナーズの圧倒的成長 Advent Calendar 2020の11日目の記事です。

こんにちは、CX事業本部のうらわです。

ジョインしてからあっという間に3ヶ月が経っていました。

クラスメソッドではこれまでのキャリアでメインで使ってきた言語やフレームワークではなく、自分にとって初めてとなる技術スタックで開発をしています。毎日新しいことに出会ってキャッチアップが大変である一方、飽きることがありません。

自分にとって新しいことに触れて刺激を得るのも成長の一種だと考えています。そこで、本記事ではジョインしてから私が触れた新しいことについてざっくばらんにご紹介します。

AWS Lambda

ジョイン前にもS3イベントをトリガーとするLambda関数をServerless Frameworkを使ってデプロイする業務に携わっていたため、厳密にはLambdaは初めて触った技術ではありません。

しかし、クラスメソッドではこれまでよりもがっつりLambdaを使い、自分にとって初めてであるサーバーレスアーキテクチャのAPIの開発に従事しています。

サーバ上で動かすモノシリックなアプリケーションの開発がほとんどであった私にとってサーバーレスアーキテクチャはパラダイムシフトであり、改めてLambdaの便利さと奥深さを体感しています。

来年は以前から仕組みが気になっていたLambdaの実行基盤であるFirecrackerについて勉強し、よりLambdaの理解を深めたいと思います。

DynamoDB

これまではMySQL等のRDBMSを使ったアプリケーションの開発経験しかなかったため、NoSQLであるDynamoDBの仕組みを理解するのは苦労しました。

DynamoDBのクエリーを書いたり読んだりしていると、時々SQLが恋しくなってくる時もあります。SQLが恋しくなったのでRDS立ててみるかと思って環境構築を始めると、DynamoDBの手軽さを思い出して感動したりもします。

来年はもう少しDynamoDBと仲良くなれたらなあ…と思います。

AWS CDK

インフラをコードで管理している現場で開発を経験したことがなかったため、CloudFormationやAWS CDKが当たり前にように使われているのには感動しました。

どのような構成でインフラがデプロイされているかコードを読めばわかる、という状態は後からプロジェクトに参画するエンジニアとしても非常に助かります。

特にAWS CDKはTypeScriptやPythonといった馴染みの言語で書けて、デプロイもcdk deployでさくっとできて使っていて楽しいツールだと感じます。APIドキュメントを読みつつエディタの補完でサクサク書けるのも利点の一つであると思います。

個人的にはAWS CDKのGo対応が気になっています。

TypeScript

ジョインする直前までCoffeeScript/jQueryで書かれたコードをVue.jsの単一ファイルコンポーネントに書き換える作業をしていて、「この関数の引数にはどんな値がくるんだろうか」と調査しながらコーディングすることが頻繁にあり、結構大変・不安でした。

クラスメソッドにジョインしてから携わっている案件ではTypeScriptをメインで使用しており、TypeScriptの型システムによる型チェックやコード補完が非常に快適です。

TypeScriptは奥深くまだまだキャッチアップできていない言語仕様も多数あります。便利な機能は積極的に業務に取り入れてより快適に・安全にコーディングしていきたいと思います。

AWS認定資格

技術ではないですが…

毎日のように社内Slackで流れてくる合格報告…

12冠という圧倒的強者に対する憧れ…

なんか集めたくなるコレクター精神…

私はまだ3つしか取れていないので、精進して来年の今頃までにはコンプリートを目指します。

Neovim

もともとVimを使っていましたが、(同僚が作成した)案件で使うプラグインがNeovim前提であったため、これを機にNeovimに移行しました。

Neovimではリモートプラグインという機能でTypeScriptやGoでプラグインを書ける…ということを初めて知りました。すごい。

また、Neovimに移行するにあたって他者のVimの設定やプラグインを真剣に見る機会があり、これまでのオレオレ・Webで拾ったつぎはぎ設定になっていた.vimrcを見直す機会にもなりました。

ジョインして一番成長したのは私ではなく私のVim(Neovim)かもしれません

おわりに

クラスメソッドでは新しいこととの出会いが多数あり非常に刺激的です。 来年も新しいAWSのサービスや技術に触れて、知識や経験をアップデートしていければと思います。

クラメソビギナーズの圧倒的成長 Advent Calendar 2020、次回の12日目は 近藤和哉 さんです。お楽しみに!