Claude DesktopのProjectsでAWS調査を効率化してみた

Claude DesktopのProjectsでAWS調査を効率化してみた

Claude DesktopのProjectsの「手順」欄にMCP利用の指示を設定することで、AWS調査のたびに「MCPを使って」と入力する手間を省く方法を紹介します。名前・説明欄はClaudeが参照しない点など、Projectsを活用する際のポイントも解説します。
2026.05.06

はじめに

こんにちは、じゅんきちです。私はチャットの対話形式が好きなので、技術調査にはClaude Desktopをよく使っています。MCPを設定したものの中々MCPを使ってくれなくて、毎回「aws-mcpを使って」とチャットするのが手間でした。

解決したい問題

今まで

  1. AWSについて質問する
  2. Web検索で結果が返ってくる
  3. 「mcp使って」と指示を出す
  4. mcpを使って正確な回答が返ってくる

こうなってほしい

  1. AWSについて質問する
  2. mcpを使って正確な回答が返ってくる

Projectsの作り方

作り方は公式ヘルプセンターに記載があります。

How can I create and manage projects? | Claude Help Center

ここで重要なポイントがあります。Claudeの回答に影響があるのは「手順」だけです。

プロジェクトに名前と説明を付けます(Claudeはこれらの詳細にアクセスできないことに注意してください)。

私は最初、「説明」にMCPの利用についての指示を書いてしまい、「MCP使ってくれないなぁ」と悩んでしまいました。Claudeが参照するのは「手順」のみなので、指示はそちらに書く必要がありました。

Projectsの設定画面。名前・説明は左側、Claudeが参照する手順は右側に表示される

Projectsの「手順」に設定する内容

「手順」には以下のような指示を記入しました。

あなたはAWSの技術調査アシスタントです。

## 必須ルール
AWSに関する質問・調査を行う際は、**必ず最初に `aws-knowledge-mcp-server` の各ツールを使用してください**
自分の学習データだけで回答することを禁じます。

## 使用するツールと順序
1. `search_documentation` — まずキーワードで公式ドキュメントを検索する
2. `read_sections` または `read_documentation` — 該当ページの内容を読み込む
3. `recommend` — 関連ドキュメントを探す(必要に応じて)

## 回答形式
- 必ずドキュメントのURLを引用する
- 情報の出典(ドキュメントページ名)を明記する
- 見つからない場合はその旨を伝えてください

## 対象領域
- AWSアーキテクチャ設計
- AWS CDK v2(TypeScript)
- リージョン: ap-northeast-1(東京)を優先

これにより、このProject内でAWSについて質問するたびに、自動的にMCPサーバーを経由してドキュメントを参照した回答が返ってくるようになります。

aws-knowledge-mcp-serverとは
AWSが公式に提供するMCPサーバーです。Claude DesktopなどのMCPクライアントに組み込むと、ClaudeがAWS公式ドキュメントを直接参照して回答を生成できます。詳細はGitHubリポジトリを参照してください。

実際にAWS調査で使ってみた

「リージョナルNAT GatewayってもうCDKのL2コンストラクト対応してる?」と聞いてみました。

aws-knowledge-mcp-serverを使ってAWS公式ドキュメントを参照し、CDKのL2コンストラクト対応状況を調査している回答画面

指示を出さなくてもaws-knowledge-mcp-serverを使ってくれていますね。AWS CDKのパッケージ(@aws-cdk/aws-ec2-alpha)まで追って調査してくれています。

まとめ

Claude DesktopのProjectsに「AWSの質問にはaws-knowledge-mcp-serverを使う」という手順を設定するだけで、毎回の手動指示が不要になりました。

Claude Desktopを利用する場合はぜひ活用してみてください。


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