クラウド活用の現在地を知り、次の一歩を見つける『クラウド活用成熟度アセスメント』を紹介!

クラウド活用の現在地を知り、次の一歩を見つける『クラウド活用成熟度アセスメント』を紹介!

2026.06.08

こんにちは、クラスメソッド運用イノベーション部の kaz です。

このたび、お客様のクラウド活用の「現在地」を客観的に見える化する クラウド活用成熟度アセスメント というものを開発しました。
本記事では、このアセスメントがどんなものか、どう活用できるのかを紹介できればと思います!

クラウド活用成熟度アセスメントとは

組織のクラウド活用を推進されている部門の方で、こんなモヤモヤを感じることはないでしょうか。

  1. 「うちのクラウド活用って、客観的に見てどうなんだろう?」と漠然とした不安を感じている
  2. 技術面はしっかり進んでいるのに、組織体制やコスト管理が追いついていない…というような偏りや見えにくいギャップを感じている(逆もしかり)
  3. 現状を改善したい気持ちはあるけれど、何から手をつければいいか分からない…という優先順位の迷いを感じている

こうした「クラウド活用における現在地が分からない」という課題に対して、クラウド活用の状況を多角的に見える化する仕組みとして開発したのが、今回ご紹介する クラウド活用成熟度アセスメント です。

アセスメントの目的

まず大事にしている考え方からお伝えします。
このアセスメントは、「評価・採点」や「できていないことの指摘」をするものではありません。

目的は「クラウド活用の現在地を客観的に把握して次の一歩を見つけるきっかけを提供する」ことです。

6つの観点軸とアセスメントレポート

アセスメントではクラウド活用を次の6つの観点軸から見ていきます。
技術だけ・組織だけに偏らず、多角的にバランスを捉えられるように設計しています。

観点軸 主なポイント
1. 戦略・ビジョン 活用の目的・ゴール・ロードマップ・KPI が描けているか
2. 組織・人材 CCoE などの推進体制、スキル育成、ナレッジ共有の仕組みがあるか
3. ガバナンス・セキュリティ 利用ルール、アカウント管理、セキュリティポリシー、脅威検知が整っているか
4. アーキテクチャ・技術 設計標準、IaC、マネージドサービス活用、環境分離が進んでいるか
5. 運用・自動化 監視、CI/CD、インシデント対応、バックアップ/DR、運用自動化の状況
6. コスト管理 コスト可視化、予算管理、最適化、FinOps の取り組み状況

これら6つの観点軸にそって構成されたフォームにご回答いただくことで、弊社のナレッジをもとに分析したアセスメントレポートをお渡しします。
分析結果から自社のクラウド活用の現在地と「次の一歩」が見えてくる、というのがこのアセスメントの全体像です。

アセスメントレポートの紹介

まずは、そのアセスメントレポートが実際にどんな内容なのか、ご紹介します。

アセスメントのアウトプットとなるレポートは、大きく分けて3つの構成となっています。
実際のサンプルレポート(サンプル精機株式会社さまの架空例)を交えながらご紹介します。

① 6軸レーダーチャート

まずは、6つの観点軸のスコアをレーダーチャートで表示します。全体のバランスがひと目で分かるのがポイントです。

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総合成熟度は、スコアに応じて4つのフェーズで表現します。サンプルでは総合スコア2.4で「構築フェーズ」という位置づけになっています。

フェーズ スコア帯 状態
構想フェーズ 1.0〜1.5 方向性を構想している段階
構築フェーズ 1.6〜2.5 取り組みの基盤を築いている段階
定着フェーズ 2.6〜3.5 仕組みとして定着しつつある段階
最適化フェーズ 3.6〜4.0 全社的に定着し進化を続けている段階

「技術は進んでいるのに組織が追いついていない」といった偏りも、チャートを見れば一目瞭然ですね。

② 軸ごとの分析コメント

次に、観点軸ごとの詳しい分析コメントです。
ここが AI を活用している部分で、単なるスコアの羅列ではなく、業種・規模・推進体制などの背景を踏まえた具体的なコメント を生成します。

サンプルのコスト管理を見てみると、軸ごとに「分析コメント」や「根づいている実践」、「次のフェーズに向けて」がセットで示されるので、自社の状況を整理しやすいかと思います。
また、軸ごとの分析の他に6つの観点軸から相関的に分析した「全体傾向の分析」のコメントも用意しています。

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③ 優先度付きネクストアクション

最後に、「次に何をすべきか」を優先度付きで提示します。
複数の課題のうち、どれから着手すると波及効果が大きいかを、目安の期間とあわせて整理します。

サンプルでは「推進体制の専任化と人材育成(3〜6ヶ月)」「セキュリティ体制のクラウド化(3ヶ月以内)」といった形で、具体的なアクションが優先順位とともに並んでいました。
改善の道筋が見えるので、これらの手かがりをもとに次の活動の方針策定にもご活用いただけます。

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アセスメント全体の流れ

最後に、アセスメント全体の流れをご紹介します。
アセスメントは、フォームへの回答から相談会まで、大きく次の3ステップで進みます。

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STEP 1. フォームへの回答(20〜40分)

回答はとてもシンプルです。
各設問について、現状にいちばん近いレベル(1〜4)をドロップダウンから直感的に選んでいくだけです。
所要時間の目安は20〜40分ほどで、ちょっとした空き時間にも取り組んでいただけるボリュームかと思います。

なお、各観点軸の末尾には自由記述の補足コメント欄も用意しています。
背景事情や迷った点を書き添えていただくと、レポートの分析精度やお客様への理解度の向上につながります!(じゃんじゃんコメントしてください!)

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STEP 2. 分析・レポート作成

ご回答いただいた内容を弊社のナレッジをもとにした独自AIが分析し、先ほどご紹介したレポートを作成します。
具体的には、Amazon Bedrock(Anthropic 社のモデル)を利用して、回答レベルや自由記述から6つの軸を相関的に分析し、コメントを生成しています。

さらに、レポートとあわせて回答内容に応じた参考事例集もお渡しします。「次の一歩」を考えるときの具体的なヒントとしてご活用いただけます。

「回答内容を AI に送るのはちょっと不安…」と感じる方もいらっしゃるかと思いますので、データの取り扱いについても補足しておきますね。

STEP 3. 相談会MTG

レポートはお渡しして終わりではありません。
ご希望に応じて、相談会MTGをご用意しています。

おおまかな流れは以下の通りです。

  1. 相談会の目的と進め方をすり合わせ(5分)
  2. レポートを一緒に読み解きながらディスカッション(35分)
  3. 振り返りと今後の進め方を確認(10分)

事前準備は不要で、ざっくばらんにご相談いただける対話の場としてお使いいただけます。
レポートの内容に加え、それを題材にした対話や体験こそが、このアセスメントの核心だと考えています。

まとめ

クラウド活用成熟度アセスメントについて、その目的やレポートの中身、進め方をご紹介しました!

ポイントを振り返ると、6つの観点軸で現在地を見える化し、お客様の背景を踏まえた分析コメントと優先度付きのネクストアクションを提示する、というのが本アセスメントの特長です。
「評価」ではなく「次の一歩を見つけるきっかけ」として、気軽に使っていただけるように設計しています。

「うちのクラウド活用、一度棚卸ししてみたいな」と思われた方は、「このブログを見た!」とクラスメソッドへのお問い合わせ心よりお待ちしております!

アセスメントの先には新しい CCoE総合支援サービス による伴走支援もご用意しております。
自社の現在地を確かめる第一歩として、お気軽にご相談ください!


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