WindowsのCloudBerry ExplorerでS3にファイル転送する

2018.03.28

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

クラスメソッドのベルリンオフィスで数か月インターンシップさせて頂いております土井です。

ここでは英語のCloudBerry Explorerのウェブサイトからアプリをダウンロードするところから、AWSアカウントへの接続方法とCloudBerryからAmazonS3へのファイル送信までをブログにしました。

S3にファイル転送するまで

セットアップする

Windows対応の無料CloudBerry Explorerダウンロードページにアクセスします。メールアドレスを入れ、「Download」ボタンをクリックしてダウンロードします。

ダウンロードされたセットアップを開き、どんどんデフォルトを進めていきます。

 

Finish」まで終えたら「Freeware edition」を選択し、「Next」をクリックすると、自動的にアプリの画面が表示されます。

 

Amazon S3にコネクト

とうとうアプリが開き、表示された「Amazon S3」のアイコンを選択します。

次にAmazon S3のアカウント設定画面が開き、「Display name」には任意のアカウント名を入れます。

他の「アクセスキー」と「シークレットキー」は以下のようにして取得します。

AWSのアカウントページに進み、右上の自分のアカウント名が書いてあるボタンをクリックし「セキュリティ認証情報」を選びます。そうすると、「アクセスキー(アクセスキー ID とシークレットアクセスキー)」とあるので「新しいアクセスキーの作成」ボタンをクリックし、作成したアクセスキーとシークレットキーを先程の枠に入力します。

以上のように進み、「OK」をクリックすると既存のAmazon S3アカウントとリンクします。また、CloudBerryの画面の右上にS3アカウント名が表示され、確認することができます。

バケット作成とデータの送信

AWSのウェブページに戻ります。「サービス」から「S3」を開くとすぐに「バケットを作成する」ボタンがあるのでクリックします。

「バケット名」を基準に沿って作り、「リージョン」を指定します。そのまま次へ次へと進んでゆくとバケットが作成されます。

そうして、CloudBerryに戻り更新すると、作成されたバケットが表示されます。

バケットをクリックして開き、その中にデータを入れアップロードすると、S3の指定のバケット内に転送することが出来ます。

転送できたかどうか確認するには、先程のAWSページのバケットを選択すると中にデータが入っているか確認できます。

最後に

いかがでしたか?

無料のCloudBerry Explorerをダウンロードする方法から、AWSアカウントと接続、作成したバケット上にファイルを転送しました。CloudBerry Explorerを使うことにより、Windowsから無料で簡単にAmazonS3に同期できるようになりました!

また、有料版($39.99)では、クライアント側の暗号化、圧縮、コンテンツ比較などのタスクも使えるようになるそうです。

今回でデータと一緒に私もクラウドの世界に足を半分踏み入れた気分になれました。

参考

以下のサイトを参考にしました。

CloudBerry BackupのウェブインターフェースをSSL化してみた