Cloudflareのスピードテストサイト「Speed」で東京リージョンのEC2を測定してみた

CDNベンダーのCloudflareがリリースしたスピードテストサイトを利用して東京リージョンのEC2のネットワーク速度を測定、一般回線環境(フレッツ、LTE)との比較を試みてみました。
2020.05.31

AWSチームのすずきです。

CDN ベンダーの 「Cloudflare」 が提供を開始した スピードテストサイトSpeed を利用して、 東京リージョンで起動した EC2のネットワーク速度を測定する機会がありましたので、紹介します。

環境

項目
リージョン 東京(ap-northeast-1)
アベイアビリティゾーン a,c,d
インスタンスタイプ m5.large
AMI ami-0f1b16857e17905cb
OS Windows_Server-2019-English-Full-Base-2020.05.13
Chrome 83.0.4103.61
  • AWS提供のWindows Server 2019用のAMIを利用してEC2を起動しました。

  • Chrome の最新バージョンをインストールしました。

結果

EC2のダウンロード速度、800Mbps 以上の値である事が確認できました。

アベイラビリティーゾーン Download (Mbps) Latency (ms) Jitter (us)
ap-northeast-1a (apne1-az4) 874 4.9 797
ap-northeast-1c (apne1-az1) 852 2.57 1220
ap-northeast-1d (apne1-az2) 977 4.13 1590

ap-northeast-1a

ap-northeast-1c

ap-northeast-1d

一般回線

以下一般回線との比較も試みてみました。

比較環境

フレッツ 光ネクスト

項目
キャリア NTT東日本
サービスタイプ ギガファミリースマートタイプ
地区 神奈川
ISP Biglobe

LTE

項目
キャリア 楽天モバイル
地区 神奈川
バンド バンド18 (パートナーエリア)

結果

種類 接続 Download (Mbps) Latency (ms) Jitter (us)
RT-500MI(HGW) IPv6, 有線 343 7.15 1050
Google WiFi IPv6, WiFi(5Ghz) 248 9.31 1050
NVR 500 (PPPoE用) IPv4, 有線 178 15 4270
LTE IPv6, スマホ 40.9 52.7 1490
LTE(テザリング) IPv6, テザリング 9.78 58 1310
LTE(帯域制限1Mbps) IPv6, テザリング 3.47 75.2 3760
EC2(平均) - 901 3.87 1202

有線 + IPv6(PPoE)

WiFi + IPv6(PPoE)

有線 + IPv4(PPPoE)

LTE (スマホ)

LTE  (テザリング)

LTE (テザリング + 帯域制限:1Mbps)

まとめ

EC2 (m5.large) 、Elastic Network Adapter (ENA) で利用できる帯域としては、最大10Gbpsとされていますが、 AWS外のCDNからインターネット経由のダウンロード速度が高速、低遅延で利用できる事が確認できました。

Cloudflare 社が提供するスピードテストサイト、QoS による帯域制御の影響や、安定性などの確認にも有効と思われます。 インターネットからのダウンロード性能を確認する手段の一つとしてお試し下さい。