AWS CloudShell、Amazon Linux 2023 になるってよ(2023/12/04)

Amazon Linux 2にも徐々に終わりが近づいているんですね……
2023.10.10

たぬき( @tanuki_tzp )です。

別のブログを書こうとしてCloudShellを起動したところ、お知らせが出ていました。
いつから出ていたのか分からず、ちゃんと確認したところ先日にメールでもお知らせが来ていました。見落としていてすみません。

お知らせでは2023/12/04に切り替わりとなっていますが、タイムゾーンの記載がなく、JSTではない可能性が高いです。

Amazon Linux 2とAmazon Linux 2023の比較

のんピさんの比較ブログが既にありますので、こちらをご参考いただければと思います。

個人的には、CloudShellではCron等は使用しないため、CloudShellを確認等で使用している場合には大きな考慮点はないかなと思いました。
ただし、お知らせの注記にもあるように、Python、Python2はプリインストールされなくなることに注意してください。

また、Amazon Linux 2から削除されるパッケージの完全な表については下記をご参照ください。
Amazon Linux 2023 に含まれない Amazon Linux 2 のパッケージ - Amazon Linux 2023

切り替わる対象とタイミングについて

Amazon Linux 2023に自動で切り替わるのは CloudShell のみです。
Amazon Linux 2で起動したEC2インスタンス等は対象になりません。

また、切り替えのタイミングもユーザー側で設定・確認できませんのでご注意ください。
現在起動しているCloudShellがどちらのバージョンであるかを知りたいときは、unameコマンドで知ることができます。

[cloudshell-user@ip-10-2-60-217 ~]$ uname -r
4.14.255-322-265.538.amzn2.x86_64

おわりに

Amazon Linux 2023がリリースされた際にのんピさんが爆速で比較ブログを書いていたので、変わるよ!というお知らせのみとなりました。DevelopersIOはなんでもあるなぁ。
Amazon Linux 2のサポート自体は延長されて2025年6月までとなっていますが、徐々に終わりが近づいてきているのを感じます。

2023/12/04になったら趣を感じながら、切り替わったかを追記したいです。