表示形式詳細解説:Pie chart(パイチャート・円グラフ) #quicksight #13 | Amazon QuickSight Advent Calendar 2016
当エントリは『Amazon QuickSight Advent Calendar 2016』の13本目のエントリです。
昨日の12本目のエントリは『Tree map(ツリーマップ)』でした。
『AWS re:Invent 2016』の直前に一般利用可能となったAWSによるBIサービス、Amazon QuickSight。発表されたばかりですが、早速Amazon QuickSightを使い倒すべく色々な切り口でその内容について見て行きたいと思います。
13本目となる当エントリでは、Amazon QuickSightの表示形式のうちの1つ、『Pie chart(パイチャート・円グラフ)』の内容について見て行きたいと思います。
Pie chart(パイチャート)について
パイチャート(円グラフ)を使うと、ディメンション内のアイテムの値を比較する事が出来ます。
パイチャート内のそれぞれの『くさび』は、ディメンション内の1つの項目を表します。くさびのサイズは、項目が表すディメンションの全体と比較した選択項目値の割合を表します。パイチャートは精度が重要では無く、ディメンションの項目があまり多くない場合に適しています。
パイチャートにはグループ及びカラーのデータポイントを20個まで表示する事が出来ます。ビジュアルの表示制限を超えてデータを処理する方法の詳細については下記をご参照ください。
パイチャートのアイコンは以下となります。
Pie chart(パイチャート)の機能説明
当該表示形式でサポートされている機能の対応状況は以下の内容となります。
機能 | 利用可否 | 説明 |
---|---|---|
凡例の表示 | Yes | |
タイトルの表示 | Yes | |
軸の範囲を変更 | No | |
色変更 | Yes | |
要素のフォーカスor除外 | Yes (例外あり) |
日付フィールドをディメンションとして使用している場合を除いて、 くさびに着目したり除外したりすることができます。 その場合、くさびにのみ焦点を当て、除外しないでください。 |
ソート | Yes | 値またはグループ/カラーのフィールドをソートすることができます。 |
フィールドの集約 | Yes | 値に対して選択したフィールドに集約を適用する必要があります。 グループ/カラー用に選択したフィールドに集約を適用することはできません。 |
ドリルダウンの追加 | Yes | グループ/カラーに対して ドリルダウンレベルを追加可能です。 |
Pie chart(パイチャート)の作成方法
- 1.[Analysis]ページにてツールバーの[Visualize]を選択。
- 2.アプリケーションバーの[Add]から[Add Visual]を選択。
- 3.[Visual Types]ペインにて[pie chart]アイコンを選択。
- 4.[Fields list]ペインにて、使用するフィールドを適切なフィールド枠にドラッグアンドドロップ。通常は、ターゲットフィールドで指定されているように、ディメンションフィールドまたはメジャーフィールドを使用します。メジャー項目としてディメンションフィールドを選択した場合、Count集計関数が自動的に適用され、数値が作成されます。
- 円グラフを作成するには、メジャーを「値」フィールド枠に、ディメンションを「グループ/色」フィールド枠にドラッグします。
- 5.(オプション)1つまたは複数の追加フィールドをX軸またはグループ/色のフィールド枠にドラッグして、ドリルダウンレイヤーを追加します。ドリルダウンの追加の詳細については、下記をご参照ください。
まとめ
という訳で『Amazon QuickSight Advent Calendar 2016』13本目、表示形式『Pie chart(パイチャート・円グラフ)』に関するご紹介でした。明日もお楽しみに!