Datadog 認定試験「Log Management Fundamentals」を受けてみた

Datadog 認定試験「Log Management Fundamentals」を受けてみた

Clock Icon2024.11.26

こんにちは。テクニカルサポートチームのShiinaです。

はじめに

Datadog 認定試験の「Log Management Fundamentals」を受けてみましたので試験概要と受験体験のレポートです。

「Datadog Fundamentals」についても受験体験のレポートを書いていますのでご参考ください。
https://dev.classmethod.jp/articles/certification-datadog-fundamentals/

受験時の筆者のスキル

  • Dtadog 利用経験3年
  • 認定試験「Datadog Fundamentals」合格済み

試験について

  • 試験時間120分
  • 全90問の選択肢式の問題(採点対象外15問含む)
  • 言語は英語のみ(2024/11/27時点)

試験の内容と概要

ログの取得や管理についてを問われる試験内容となります。
Datadog によるログ取得の基礎、ログの収集、ログのパース、ログの検索とフィルター、ログの分析、ログの活用、ログのトラブルシューティングが出題範囲となります。

  • Logging Fundamentals
    Logging Systems—Rational & Justification
    Log Sources
    Logging Formats
    Log Emission

  • Log Collection
    Enabling Log Collection
    Log Filtering & Obfuscation

  • Log Parsing
    Processors & Pipelines
    Standard Attributes
    Log Composition

  • Log Searching & Filtering
    Live vs. Explorer
    Search Syntax
    Explorer Functionality

  • Log Analysis
    Filtering and Excluding
    Aggregations
    Visualizing

  • Log Utilization
    Monitors & Alerting
    Metric Generation
    Exporting

  • Log Troubleshooting
    Agent Issues
    Ingestion Issues

詳細については Datadog 認定試験ガイドをご参照ください。
https://www.datadoghq.com/pdf/Log_Management_Fundamentals.pdf

学習方法

今回も Datadog Learning Center 公式ドキュメント、模擬試験を中心に学習しました。

Datadog Learning Center

Log Management Fundamentals Learning Path の全7コースすべて受講しました。
https://learn.datadoghq.com/bundles/log-management-fundamentals

先にタグのベストプラクティスである「Tagging Best Practices」コースを学習されることをおすすめします。
Log Explorer を利用したログの検索や可視化、Pipeline、各種 Processors、Index の活用、ログの使用率のダッシュボードをハンズオンで学ぶことができます。
ラーニングセンターのラボ環境は実際にログの出力が行われているため、ログの管理方法について効率的に学習ができます。

Datadog 公式ドキュメント

しっかりと理解しておきたい内容が記載されているドキュメントをまとめてみました。
https://docs.datadoghq.com/logs/log_collection/
https://docs.datadoghq.com/logs/log_configuration/pipelines/?tab=source
https://docs.datadoghq.com/logs/log_configuration/processors/?tab=ui
https://docs.datadoghq.com/logs/log_configuration/attributes_naming_convention/
https://docs.datadoghq.com/logs/log_configuration/logs_to_metrics/
https://docs.datadoghq.com/logs/log_configuration/indexes
https://docs.datadoghq.com/logs/explorer/live_tail/
https://docs.datadoghq.com/logs/explorer/search_syntax/
https://docs.datadoghq.com/logs/explorer/visualize/
https://docs.datadoghq.com/logs/explorer/export/
https://docs.datadoghq.com/logs/guide/best-practices-for-log-management/
https://docs.datadoghq.com/standard-attributes?product=log

模擬試験

Datadog Learning Center のコースに「Log Management Fundamentals Practice Exam」があります。
25問の模擬試験を受けることができます。
https://learn.datadoghq.com/courses/log-management-fundamentals-practice-exam

所感

個人的な主観ですが、難易度としては「Datadog Fundamentals」と同等に感じました。
ログ管理のベストプラクティスについて問われる問題が多かった印象です。
ユースケースに応じた Log Explorer を利用したログの可視化方法についてはしっかりと押さえておきたいところです。
特に List、Timeseries、Top list、Nested tables、Pie chart の違いは理解してほしいような意図が感じられました。
出題範囲にはログの収集も含まれているため、DatadogAgent、コンテナ環境、クラウド環境でログを収集するにはどのように設定すれば良いかは理解しておく必要があります。

英語での試験について

言語が英語なのはちょっと・・・って思っている方が多いのではないでしょうか?(私もそうでした)
そんなに身構えなくても大丈夫です!
英語版の AWS ドキュメントや技術系マニュアルを読んだことがあればなんとかなります。
Datadog の試験問題は長文ではなく、シンプルな傾向ですので、読解力を求められるものではありません。
ポイントとしては Datadog 専門用語は英語での表記も押さえておくことです。
日本語のドキュメントの場合、和訳された表記になっている場合があります。
特に見出しに記載があるような用語は、英語のドキュメントに切り替え、表記を確認しておくと安心できます。

まとめ

Datadog 認定試験「Log Management Fundamentals」は、ログ管理の基礎や活用方法を問う試験です。
ログの収集設定や可視化手法について理解することが重要です。
Learning Center を活用することで効率よく学習できます。
試験はシンプルな内容でしたので、英語に不安があっても大丈夫です!

最後までご覧いただきありがとうございました。
今後受験を予定している方の助けになれば幸いです。

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