Amazon Redshiftスナップショットが「他アカウントからのアクセスがあるので削除できない」件に対処する

Amazon Redshiftスナップショットが「他アカウントからのアクセスがあるので削除できない」件に対処する

Clock Icon2020.06.26

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ちょっとした小ネタです。

来月2020年07月01日より、Amazon Redshiftの手動スナップショットに対して、条件を超えたものは課金されるようになります。

ということで直近の取得分だけ残し、それ以外は削除してしまおう!と作業を進めていたところ、以下の様に「他のアカウントからのアクセスがあるので、このスナップショットは削除出来ません」というメッセージと共に削除エラーとなったものが幾つかありました。

これはメッセージの通り、過去何らかの経緯で該当クラスタ(スナップショット)にアクセス許可を設定していたものが影響しています。

クラスタスナップショットの詳細画面にアクセスしてみます。すると、[スナップショットアクセス]の項にアカウントIDの記載がありました。今回の件については、過去恐らく何らかの問い合わせの際にAWSの問い合わせサポートで共有を行っていたものが残ったままとなっていたようです。この設定は不要なので消しちゃいましょう。[編集]ボタンを押下。

該当アカウントID行にある[アカウントを削除]ボタンを押下し、設定を削除。この設定が1件でも残っているとスナップショットの削除が出来ないので、残っているもの全てに対して設定削除を行います。

全て削除出来ました。[保存]ボタンを押下し、設定を反映させます。

この状態で改めてスナップショット削除を試みます。今度はちゃんと削除出来ました!

まとめ

という訳で、Amazon Redshiftのスナップショット削除における小ネタでした。適切な判断を行い、必要以上のスナップショットは取得しない/削除しておく様に心掛けましょう!

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