デブサミ100冊本に寄稿したのでボツ原稿を晒す

2012.02.15

気がついたら、ブログまた更新してなかった〜

ごめんなさいいぃぃ〜

(>_<)

※要出典(http://codezine.jp/article/detail/6403)

 

唐突ですが、本(の一部)を書きました。

「100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著 君のために選んだ1冊」

このページのリストの下から8番目が私です。なにやらゴールドセイントの中にブロンズセイントどころかうっかり雑兵が混ざった感がありますね。ご依頼いただいた時は分をわきまえ辞退するべきかとも思いましたが、あつかましく引き受けることにしました。なにしろチャンスの神様ときたら突然こちらに走ってくる上に全身油まみれで掴めるところは前髪だけ(※「Jドリーム」参照  )という著しくアクセシビリティに欠けた仕様でありまして、自ずと断るというオプションは存在しないわけです。はい。

さて、通称、デブサミ本、100冊本と呼ばれている本書ですが、そのコンセプトにしたがって1冊の本を選ぶことにしたのですが、これが難航。ぱっと思い浮かぶ好きな本を列挙したところ、下記がでてきました。

「デッドライン」(トム・デマルコ)

「ピープルウェア」(トム・デマルコ&ティモシー・リスター)

「ゆとりの法則」(トム・デマルコ)

「熊とワルツを」(トム・デマルコ)

「アート・オブ・プロジェクトマネジメント」(スコット・バークン)

「イノベーションの神話」(スコット・バークン)

「パブリックスピーカーの告白」(スコット・バークン)

「ソフトウエア見積り」(スティーブ・マコネル)

「ペルソナ作って、それからどうするの?」(棚橋弘季)

「PMBOK」(PMI)

「初めてのアジャイル開発」(クレーグ・ラーマン)

「アート・オブ・アジャイルデベロップメント」(ジェームズ・ショア)

「リーン開発の本質」(ポッペンディーク)

この抑えきれないデマルコとバークンへのリスペクト。しかし自分が、いわゆるプロマネネタ書いて読んでいる人に喜んでもらえるのだろうか?と思い、困ったら必ず相談をする社内の某氏に聞いてみたところ「誰もタケさんにそういうの期待してないでしょ。」という、あまりにも冷徹な現実を付きつけられ、そりゃそうだと納得して「プレゼンテーションzen」について書くことにしました。いちおう「LTに関するチャンピオンタイトルを保持している(まだひっぱるか!)」という面において希少な存在であり(価値があるとは言ってない)、世間の皆様の思うところとズレのないチョイスだと思うのですよ(しかし世間の皆様の圧倒的多数は私が何者であるかを知らないのだから何を取り上げても問題なかったのかもしれない)。

扱うタイトルを決めて原稿作成に着手しました。ボリュームのわりにスケジュールに余裕があったので、いったんバッと書ききって、それに対して微修正をするような書き方にしました。ある程度、ボリュームがある場合はアジェンダ(スケルトン)を作って、じっくり書いていくのですが、今回はそうでもないので自由に書いてみました。ちなみに村上春樹さんはシノプシスとか作らないので自由に書くそうです(そうじゃなかったら羊男みたいな突拍子のないキャラはでないよな…)。レジェンド級の作家さんはスゴイですね。

3パターンを書いて、そのうち1つはイイ感じかなーという手応えがあったのでそれをベースに進めるしたのですが、何かひっかかりを感じて仕上げを締切り前日まで保留していました。何か、私っぽくないんだよな、真面目すぎるし、説教臭いし、何よりも適当さがない。

そんなことを考えていたら「これだー!」っていうコンセプトが閃いたので、締切りギリギリのタイミングで全部書き直しました。それが実際のところ、どんなんだったのかは100冊本をお買い上げの上ご確認いただければ、というところなのですが、このエントリーではボツになった文章を公開いたします。

でわでわ。

 

以下、ボツ版本文

 

タケハラマサシ が

アウトプットのスキルを上げたい人に贈る 1冊

 

・アウトプットは難しい?

 プレゼンテーションの上手な人発表を見たり聞いた入りすると、達人TED などを見ると、海外のビジネスマンやエンジニアはとてもプレゼンテーションが上手であると思う。あのレベルは無理だろうか? 同じようにはできなかもしれないが、必要十分なレベルにはすぐ到達できる。もしあなたが人前で喋ったことがないとしてもだ。

 よく言われるのは、海外では学生の時にディベートの訓練をするというもの。日本ではそれをしていない。またあらゆるイベント、地域コミュニティの集まりなどでちょっとしたスピーチをやる機会が多い。それらの積み重ねが、彼らと日本人のプレゼンスキルを分けている。本当にそう?

 日本の学生は、少なくとも高校生以上になれば「レポート」というモノを書かされる。科学などのレポート。私はプログラミングのレポートを書かされたことがある。大学生のときは流体力学や材料力学のレポートを書いた。内燃機関も書いたっけ。

 レポートを書くというのは、調べたり体験した事象について、情報を整理し自分なりの考察を加えて、自分以外の誰かが読むために行う。これは若干、面倒だがコミュニケーションの、伝えることの基礎だ。これができればプレゼンテーションはそんなに難しくない。文章を読んでもらうか、自分が喋って聴かせるかだけの違いしかない。

仕事とは終わりなきアウトプットの連続とも言える。開発プロジェクトでプログラマーをしていれば、日々、プログラムというアウトプットを生み出している。プログラマーに仕事を依頼する人であれば、彼らが課題や目的を正しく理解できるための資料を作るだろう。

 よく「会議なんて生産的な活動じゃない」と否定する人がいる。そんなことはない。会議も重要な生産活動の一種だ。二人以上の人間が集まって、課題を共有する。「どうやって解決するか」というアウトプットが生まれる。ちょっと屁理屈じみているかもね。

 しかし、いずれにしても、伝えるというアウトプットを疎かにしている人が多いのが目に付く。「なんで言っている意味わってもらえないんだろう?」そりゃそうだ。聞き手にわかるような情報の整理と補強ををしていないからだ。伝わるわけがない。

 こういった日々の小さなアウトプットの連続がやがて大きなアウトプットにつながる。

 「プレゼンテーションZen」はいろんなところで紹介されているとても良い本だ。カラーの写真が多くてみているだけでも楽しい。ユーモアもある。そしてなによりわかりやすい。そうわかりやすいのだ。

 普段、あなたが書くメール一つ、何気ない会話一つ、ドキュメント、、、こんなにわかりやすく書けてる? 私も自信がない。

 プレゼンテーションZen は分かりやすく伝えるためにはどのようにすればよいか、徹底的にやりこんでいる。これを見習いたい。

 あなたが技術者で、その道を極め続けいつしか素晴らしい、新しい技術や手法を考案したとする。あるいはサービスを思いついたとしよう。しかしそれが、他人がみてわかるものになっていなければ誰も見向きはしない。そういうものはどんなによくできていたとしても成功はしない。「あのアイディアは早すぎたね」「時代の数歩先を行っていたね」と酒の肴になるだけだ。なんてもったいないのだろう。

 是非、プレゼンテーションZen を読んで、分かりやすく伝えることに腐心してみてほしい。もう読んだよという人はプレゼンのノウハウ本としてじゃなく、もっと根源的なことを書いている本だと思って読みなおしてみて欲しい。きっと発見があるはずだから。

 いつかあなたも、大勢の人前で、あるいは大事なお客さんの前で、もしくは上司の前で、あなたのアイディアを発表する日がやってくるだろう。すぐかもしれない。デブサミ20周年の時かもしれない。その時、あなたの温めた素晴らしいアイディアを自信なさげに発表するのはもったいないとおもわないか? 是非、堂々とあなたのアイディアをアピールしてほしい。そんな日が来たら教えてください。必ず聴きにいくから!

 

以上です。冗長な文章ですみませぬ。でも…、

 

これからの目標は〜

一日一回更新です★

(`・ω・´)キリッ

※要出典(http://codezine.jp/article/detail/6403)

 

 で、がんばります。

 

 

 

多分ね。