【超小ネタ】R3.4xlargeのEC2インスタンスの上限緩和は別途行わなければいけない、という話【備忘録】
こんにちは、せーのです。今日はちょっとしたTips、というか知らなかった事なので共有の意味を込めての記事です。
上限緩和申請
業務でAWSを触っている方には馴染みのある用語かもしれません。EC2等それぞれのAWSサービスはユーザーが間違って大量に立ち上げてしまわないように上限がついています。
EC2の場合は基本「20」に制限されています。ですので20台以上EC2を建てたい場合はAWSサポートに「◯台まで上限を緩和してください」と申請を行います。これが「上限緩和申請」です。
方法
上限緩和申請の方法はとても簡単です。専用フォーム(EC2の場合はこちら)に必要事項を書いてボタンを押すだけ。サポートプランによって待ち時間は違いますが、処理されると上限が緩和されます。
現在の上限は[Limits]から確認できます(EC2の場合)
このようにリージョン、OS、プライマリインスタンスタイプ、緩和してほしい上限数を入れて送信するわけですがこの「プライマリインスタンスタイプ」というのは「よく使うインスタンスタイプ」ということで、例えばプライマリインスタンスタイプにm3.mediumを指定したからと言ってm3.mediumだけが上限緩和されるわけではなく、他のインスタンスもまとめて同じ上限に緩和されます。いや、そう私は思い込んでいました。
上限緩和されないインスタンスタイプがある
ある時r3.4xlargeとm3.mediumの上限緩和申請をしたところr3.4xlargeのみ20のまま変わりません。ここで初めて知りました。EC2のインスタンスタイプには個別に指定しないと上限緩和されないインスタンスタイプがあります。
個別に指定が必要なインスタンスタイプ一覧
- cg1.4xlarge
- hi1.4xlarge
- hs1.8xlarge
- cr1.8xlarge
- g2.2xlarge
- r3.4xlarge
- r3.8xlarge
- i2.xlarge
- i2.2xlarge
- i2.4xlarge
- i2.8xlarg
こちらのインスタンスは別途申請が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。クラメソに入って半年、まだまだAWSは知らないことがたくさんあります。勉強していきたいと思います。