[小ネタ] タスク一覧画面で関連付けられた ECS サービスを確認する方法

「タスクグループ」を確認するとタスクを起動した ECS サービスが確認できます
2023.06.05

アノテーション・テクニカルサポートチームの hato です。

クラスター内で複数の ECS サービスを実行している場合にコンソールのタスク一覧から、タスクに関連付く ECS サービスを確認する小ネタを紹介します。

「タスクグループ」から確認

ECS サービスからタスクが起動されると、タスクグループ名として ECS サービス名がタスクに設定されます。
タスクグループ名は関連するタスクの識別に使用でき、タスク一覧ページからも利用できます。

なお、デフォルトの表示項目ではなさそうなので、右上の歯車アイコンから追加選択する必要があります。

# 例( ECS サービス名:hato-service-app01)
service:hato-service-app01

タスクグループ - Amazon Elastic Container Service

一連の関連するタスクをタスクグループとして識別できます。

…(中略)…

サービスの一部として起動されたタスクは、サービス名をタスクグループ名として使用し、変更することはできません。

確認してみた

Amazon ECS コンソールの「クラスター」からタスクが含まれるクラスターを選択します。

「タスク」タブを選択します。

歯車アイコンを選択します。

「グループ」を選択して、「確認」をクリックします。

「グループ」の列が追加され「タスクグループ」が確認できます。
今回の場合は、hato-service-app01hato-service-app02の ECS サービスが確認できます。
※見切れている場合は横スクロールもお試しください。

補足

ECS サービスを使用しないスタンドアロンタスクの場合は、デフォルトでタスク定義名(例:family:hato-taskdefinition)が設定されます。

スタンドアロンタスクの場合はタスクグループ名が指定できるので ECS サービスと同じグループ名を指定したところInvalid namespace for group.で起動できなかったので、名前が重複することは無さそうです。

タスクグループ - Amazon Elastic Container Service

デフォルトでは、カスタムタスクグループ名が指定されていない場合、スタンドアロンタスクはタスク定義ファミリ名 (例えば family:my-task-definition) をタスクグループ名として使用します。

参考資料

アノテーション株式会社について

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