(レポート) Elastic{ON} 2016: Elasticデモブース “Search” #elasticon
藤本@サンフランシスコです。
Elastic{ON} 2日目、Elasticさんに通訳をご協力いただき、デモブースを回りました。4つのデモブースを制覇しました。
ブース概要
データ検索に関するデモをレポートします。
- Full text search
- Query suggestions
- Hit highlighting
- Did-you-mean
- Aggregations
- Geo search, and many more!
デモ内容
KibanaのUI生成アプリケーション「Facechimp」のデモでした。(開発中)
アイコンかわいい
「Facechimp」は大きく分類して2つの機能が実装されています。
Documents
Google検索のようなUIを生成できます。
画像データをインデックスしておけば、Image検索も可能です。
GeoIP情報があれば、マップデータも表示することができます。
設定は直感的に行えるようなUIになっており、インデックスの選択やデータとして利用するフィールドを選択するだけです。1ページで設定を行うことができます。必要なデータをインデックスしておけば、ビジネスユースでも利用できそうなUIが実装レスで提供できます。
Ecommerce
ショッピングサイトの商品一覧、検索のUIを生成できます。
画面上の検索バーで全文検索を行えたり、画面左のカテゴリでTerms検索で絞れたり、Elasticsearchの特性を利用して、よりよい検索結果を表示することが可能です。
現在はElasticsearchの機能を利用した検索機能だけですが、Developerに確認したところ、検索結果に任意のリンクを埋め込む実装を予定しているとのことで、決算システムに飛ばすことでECサイトを構築することが可能となります。
まとめ
今回、Elastic{ON}で未リリースながら、開発中のKibanaのアプリケーションを多く見ることができました。 Elasticsearchは操作がREST APIということもあり、とっつきづらいOSSのイメージがありましたが、KibanaのアプリケーションでGUIによる操作で抽象化されたことでフランクに操作できるようになっています。まずElasticプロダクトを知るためにKibanaを使って操作 -> もっと細かいことがしたくなる -> Elasticsearchの機能を調べる、といったようにElasticへの入口が大きく広がるような感想を持ちました。