Mac から Ubuntu への RDP 接続で、右クリックメニューを使用可能にしてみた
こんにちは、CX 事業本部製造ビジネステクノロジー部の若槻です。
Mac から Ubuntu への RDP(リモートデスクトップ)接続で、テキストなどのコピー&ペーストをしたかったのですが、command + v や command + c が効きませんでした。
結論として、Mac 側で右クリックメニューを使用可能とすることにより、Ubuntu 上でも右クリックメニューからコピー&ペーストが可能になったので、方法をご紹介します。
環境
Ubuntu
RDP サーバーになる Ubuntu の環境情報です。
バージョン | |
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Ubuntu | 20.04.6 LTS |
IaaS | Amazon EC2 |
Mac
RDP クライアントになる Mac の環境情報です。
バージョン | |
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端末 | MacBook Pro 13-inch, M1, 2020 |
OS | Sonoma 14.2.1 |
RDP クライアント
バージョン | |
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NoMachine | 8.11.3 |
やってみた
設定
Mac の Settings の[トラックパッド]メニューで、[副ボタンのクリック]を2本指でクリックまたはタップ
に設定し、[タップでクリック]を有効化します。
これにより、Mac のトラックパッドを 2 本指でクリックすることで、RDP 接続をしている Ubuntu 上で右クリックメニューが使用可能になります。
動作確認
右クリックメニューが表示され、貼り付け(Paste)が可能になっています。
テキストを選択した状態であれば、右クリックメニューからコピー(Copy)も可能になっています。
Mac と Ubuntu 間でのコピー&ペーストも可能です。
おわりに
Mac から Ubuntu への RDP 接続で、右クリックメニューを使用可能にしてみました。
NoMachine ではなく Mac で設定可能という点が盲点でした。
参考
以上