[イベントレポート] Repro SDK導入ハンズオンセミナーに参加してきました! #reprohandson
おばんです、新宿という街を初めて歩いたら駅の構造が複雑でダンジョンすぎたり、上下で交差する道の構造になっていたりで迷子になったので、これをソースコードで表したら絶対密結合になってそうだからrejectしてやると意気込んだ田中です。
今日はこちらのイベントに参加させていただきましたので、そのレポートになります。
Reproとは?
Reproはモバイルアプリの課題の発見から解決の方法までワンストップで提供しているアプリの成長支援ツールです。 アクセス分析やユーザー行動の録画機能など課題発見の機能から、 プッシュ通知やアプリ内メッセージなど課題解決のための機能まで1つのSDKで提供しています。 connpassより引用
セミナー内容
みなさんのアプリにReproのSDK導入をして、アプリ内で機能を動かすハンズオンセミナーです。 導入するための手順を一つ一つを説明しながら進めていくので、セミナー終了時にはReproの画面録画機能や、イベントトラッキング機能、アプリ内メッセージ表示機能などが使えるようになります!
また、最後に個別相談会も設けておりますので、アプリの改善に関するものから技術的なご相談まで、ご質問がある方は ぜひお越しください。スタッフ一同お待ちしております。 connpassより引用
Reproについて
Reproはなんのために必要なのか?
アプリには目的があり、目的の達成(=コンバージョン)をさせるのがReproの意義。
コンバージョンさせるためには?
使ってくれる人を増やす=インストールするだけではなく、長く使ってもらう人を増やすということが大切になる。 アプリにおけるコンバージョンとは、例えば使ってくれる人を増やすことであったり、課金でお金につなげることであったり、ユーザーに愛され長く使われることであったりそのアプリによりけり。
Reproの強みはそれを達成させること。
これまでのアナリティクスの弱点
アプリの離脱率であったりの数字に対して、「仮説を立てて検証していく」ということでしか対策を立てていくことができなかった。 それに対してReproでは実際のユーザーの操作画面を見ることによって仮説-検証ではなく「ユーザーがどこで詰まっているために離脱するのか」ということを直接見ていくことができる。
アナリティクス機能と組み合わせたマーケティング
検証した動画から分類したユーザーごとにプッシュ通知を分けて送信したりメッセージ送信をすることができる。 これによってユーザーの離脱に対して早く対策を取ることができる。
まとめると
分析機能によってユーザーが離脱しているポイントを見極め、プッシュ通知やアプリ内メッセージ機能をコンソールから簡単に送ることでアプリのコンバージョンにつなげるのがReproである。
SDK導入ハンズオン
実際にReproのSDKをiOSのプロジェクトに導入して動画機能とメッセージ送信機能を作ってみました!
動画機能
コンソール上でこんな風に見ることができます。アプリ側はAppDelegateで一行メソッドを書くだけで実装完了。
メッセージ送信機能
採用風メッセージ画面を作ってみました。(※田中の個人的な写真です。実際の採用画像等ではありませんのであしからず。) アプリ側ではこの画面を表示する箇所にトラッキングタグを埋め込む一行を書くだけ。
Q&A
気になったところを中の人に質問してみました。
Q.Reproを使うとなにができるの?
以下になります。
- アナリティクス機能
- リテンション分析
- アクセス分析
- KPI分析
- ファネル分析
- アナリティクスからアクションを取る
- 動画機能
- 画面録画
- キャンペーン機能
- プッシュ通知
- アプリ内メッセージ
- テスター管理
Q.他の類似サービスと比べた時の強みはなんですか?
アプリの離脱率であったりの数字に対して、「仮説を立てて検証していく」ということでしか対策を立てていくことができなかったという弱点に対して実際のユーザーの操作画面を見ることによって仮説-検証のプロセスを飛ばして「ユーザーがどこで詰まっているために離脱するのか」ということを発見できるため、アプリの改善を高速化できることです。
動画だと数値で見ることの難しい問題に対処することができるなどの利点もあります。
画面録画機能について
Q.どんなシーンで利用するのでしょうか?
アプリを利用するユーザーがどこでつまずいて離脱しているかを動画から分析するときなどです。
Q.動画送信による通信量多くなることに対するユーザーへの配慮はどうなっているのでしょうか?
コンソールの設定画面から動画を送信する環境を設定することができるので、そこで対応しています。
Q.動画に個人情報を含めたくない場合などどうすればよいでしょうか?
UITextFieldやUITextViewなどのUIパーツにマスク処理をかける設定がありますので個人情報を取り扱うアプリの場合はここの設定をするだけで対応ができます。
まとめ
想像以上に導入がカンタンでした! 日頃iOSを書いている人であれば30分もかからずに以下のことを一通りやりきることができました。
- Reproの新規アカウント作成
- プロジェクト作成
- セットアップ
- 動画録画
- アプリ内メッセージ機能
内部テスターのみに対してのみプッシュ通知を送ったりアプリ内メッセージを送ったりする設定や、送信する動画のFPS設定など興味深い設定がまだ多くあるようなので、今後触りつつブログにまとめていけたらと思います。