ExcelエージェントモードでSDS管理表の更新を半自動化できるか試してみた

ExcelエージェントモードでSDS管理表の更新を半自動化できるか試してみた

工場での煩雑な「SDS(安全データシート)」の更新作業を、AIの力で効率化できないか検証しました!本記事ではExcelエージェントモードを用いて、新旧SDSからExcel管理表を半自動更新させる手順と結果をご紹介します。実務での大量処理に向けた自動化の展望もまとめました。
2026.04.07

概要

こんにちは、クラスメソッド製造ビジネステクノロジー部の田中聖也です。
おそらく、多くの工場では化学物質等安全データシート(以降、SDSと記載)の更新を一定の間隔で実施していると思います。
製造している物や部署で管理している数は違うかと思いますが、かなり面倒な作業ですよね・・・
SDS管理はExcelで管理していることが多いかと思います。
今回は Excelエージェントモードを使ってSDSの更新を楽できないかを試してみました。

準備

SDS管理表の作成

SDS管理表をエージェントモードを使って作りました。
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改訂前後の架空のSDSを準備

こっちはGeminiを使って作りました

2015年度版

SDS2015

2025年度版

SDS2025

やってみた

2025年度版のSDSをuploadして指示します。
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なお、赤色部分が更新対象部分です。

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狙っていたR,W,Z列が更新されていることを確認できました。

しかも、ご丁寧にどこを更新したかを教えてくれました。
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まとめ

今回はExcelエージェントモードを使ってSDS管理表の更新を半自動化できないかを試してみました。
結果として、狙った部分が更新されていて、かなり楽できそうなことが分かりました。
ただ、今回はあくまで1つを対象としており実務では数10以上を管理する必要があります。
Excelエージェントモードでは1回にuploadできる添付ファイルの数に制限があるので、現状のままでは難しそうです。
Copilotに相談すると以下のような回答があり、複数のツールを組み合わせれば達成できそうな感じでした。

SharePointにSDS PDFを入れる → Power Automateが起動 → AI Builderで必要項目を抽出 → Excelテーブルへ書き込み → confidenceが低い行だけ人に確認依頼。Microsoft Learn には、抽出したテーブル列をExcelに書き込む使い方の例もあります。さらに、長いPDFでは Pages パラメータで対象ページを絞れるので、巨大なSDSの処理効率改善にも使えます。

こちらは別のブログでまとめたいと思います。

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