分析ツール『Explorarory』からGoogle BigQueryへの接続&可視化を試してみる(&Exploratory利用プランの変更も行う) #exploratory

2020.12.12

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このエントリは『クラスメソッド BigQuery Advent Calendar 2020』12本目のエントリです。12/25のアドベントカレンダー終了まで、弊社クラスメソッド データアナリティクス事業本部のメンバーで Google BigQuery に関する記事を紡いでいこうと思います。

当エントリでは分析ツール『Exploratory』からGoogle BigQueryへの接続を行った&可視化を試してみた際の手順について紹介します。

目次

 

『Exploratory』とは

Exploratoryに関しては直近投稿した下記ブログをご参照ください。デスクトップツールとして利用出来る、シンプルなUIで各種分析や可視化、連携を行う事が出来るツールとして個人的にちょっと触り始めています。

当エントリでは、この『Exploratory』からGoogle BigQueryのデータセットにアクセスし、可視化を行うまでの手順について順を追って見ていきます。

まずは接続&可視化対象となるGoogle BigQueryのデータセットの準備について。ブラウザ経由でExploratoryからGCPアカウントへの連携設定を後述手順で行いますので、予め接続可能なデータセットを用意しておいてください。

 

Exploratory利用プランの変更

ExploratoryでGoogle BigQueryへの接続を行うためには、利用プランのアップグレードが必要となります。Exploratoryのサイトにユーザーログイン後、ユーザーメニューから[upgrade]を選択。

Exploratory Publicを利用している場合、プランは以下のように『Public』となっています。

これを、データベースへの接続が可能な『Personal』以上のプランへと変更します。ここではひとまず個人用(Personal)&月額プランで試してみることにしました。

有償プランについてはトライアル期間が設けられています。また、支払い情報についても入力することが出来ますが、トライアル期間であればここは必須入力とはなっていません。なので当エントリでも入力作業はスキップして進めてみます。[プランの更新]を押下。

プラン変更が完了しました。

改めてユーザープロフィール画面の内容を確認してみます。プランが変わっている事が確認出来ました。

 

Exploratory Desktopのインストール

プランをPersonal以上のものに変更したので、データベースへの接続等も行える『Exploratory Desktop』が利用出来るようになります。公式サイトにアクセスし、最新バージョンのDesktopインストーラをダウンロードしてください。

インストール完了&アプリ起動後、以下の様に表示される場合があります。適切な操作を行って導入設定を完了させてください。

 

Google BigQuery接続設定&可視化実践

Exploratory Desktop起動後、左上のメニューから[データフレーム]→[データベースデータ]を選択。

Exploratoryから接続可能なデータベースの一覧が表示されます。[Google BigQuery]を選択。

権限付与設定を促されるので[権限付与]を押下。

ブラウザ経由でGCPへのアクセス設定が促されます。アカウントの選択を行い、

また必要な権限についても実行許可設定を行ってください。

無事認証が完了しました。

接続対象となるプロジェクト選択などを行い、[OK]押下。

改めて[Google BigQuery]を選択。

データセットの選択メニューを踏まえたクエリ実行UIが表示されます。対象データセット及びデータ内容をクエリ出来たらデータフレームを作成・保存します。

接続内容のプロファイル情報が表示されました。

あとは通常のExploratoryでの可視化手順に則って様々な可視化が行えるようになります。

 

まとめ

という訳で『クラスメソッド BigQuery Advent Calendar 2020』12本目のエントリ、分析ツール『Exploratory』からGoogle BigQueryへの接続を行った&可視化を試してみた際の手順の紹介でした。

明日13本目のエントリはみかみがお送りする予定です。お楽しみに!