Alteryx Gallery ではフォルダ閲覧を使用する方法
はじめに:
Alteryx Gallery では場合によって使えないツールが存在します。使用できない理由とは、サーバー上の制限、ネットワーク上のセキュリティ問題、Alteryx のパーフォーマンスやブラウザーの非互換性など様々です。
それに該当する一つのツールがフォルダ閲覧ツールです。このツールでは、ユーザーが指定したディレクトリパスはダウンストリームのツールに渡されます。このツールがアプリまたはマクロで使えます。しかし、このツールが Gallery では使えません。
今回は Gallery 上ではフォルダ閲覧ツールのかわりに使える別の方法をご紹介します。
方法:
Gallery 上ではフォルダ閲覧するために分析アプリの方法はご説明します。
最初はテキスト入力ツールを使って仮のデータを導入しデータ出力ツールに繋げるようにします。入力するデータの内容やフィールド名は自由に選べます。出力するファイル名やその場所も自由に選べます、特にそのファイルや目的の場所は存在しないことであってもかまいません。
次は、ユーザーさんへ指示を伝える為にテキストボックスツールを加えます。これによってユーザーさんが目的のフォルダ閲覧場所を入力することが出来ます。
次は、テキストボックスツールを出力ツールと繋げます。そうすることでアクションツールが現れます。アクションツールの設定では ”データ出力” で更新したい値(”File - value”)は選べます。”特定の文字列を置換” にチェック入れ対象の文字列を入力します。
このワークフローが分析アプリとして保存し Gallery に投稿し使えます。Gallery 上では目的のディレクトリーを選ぶ際に注意点としてディレクトリーをフルパス(UNC)として入力します、そしてそのフォルダーに Alteryx Server がアクセス可能な状態を確認します。
まとめ:
こちらの記事では、分析アプリを使用することで Gallery 上でフォルダ閲覧することが出来ることをご紹介しました。
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