[今年もGameDayが熱い!] AWS GameDay Championship: Network Topology Titans (sponsored by Lacework)に参加してきた #AWSGameDay

日本のコメが恋しい
2023.12.03

re:Invent2023 現地参加組の me です。本日は re:Invent のイベントの中でも特に楽しみにしていた GameDay:Network Topology Titans (sponsored by Lacework)に参加してきました。

今回私が参加したセッションは 1:00 PM - 5:00 PM のスケジュールで行われており午後の時間のほとんどが GameDay で埋まってしまいますが、学びが多い有意義な時間を過ごせたので参加を考えている方や会場の雰囲気やどんなことをしたのかをお伝えできればと思います。

セッション概要

AWS GameDay Championship: Network Topology Titans は、エキサイティングなコンペティションで AWS ネットワークの新しいスキルを披露し、学ぶために参加者を招待するチームベースのチャレンジです。チームは、世界最大の神話上の生き物のプロバイダである架空の会社 Unicorn.Rentals のための安全な着陸帯を設計し構築するために競います。AWS のサービスには、Amazon VPC、Amazon VPC IP Address Manager (IPAM)、AWS Transit Gateway、AWS Network Firewall、AWS PrivateLink が含まれます。この GameDay では、AWS 環境の保護に関する Lacework からのクエストもあります。参加にはラップトップが必要です。

  • レベル:300(Advanced)
  • 対象者:IT Administrator、Solution/Systems Architect、 DevOps Engineer
  • 関連 AWS サービス:AWS Transit Gateway、AWS Network Firewall、Amazon Virtual Private Cloud (VPC)

GameDay とは

クエスト内容を読みながら 4 人で協力し時間内にできるだけ早くクエストをクリアしていくハンズオン形式のコンペティション要素を含んだトレーニングイベントです。渡される AWS 環境には不具合があるリソースがあったり、インシデントのログが残っていたりするのでそれらを読み取ったり修正しながら課題の解決を行います。順位が早いほど高い特典が入り、間違えるとペナルティが課せられる場合もあります。

様々なレベルとカテゴリ別に GameDay イベントがあり、該当 AWS に関する知識、アーキテクチャパターン、ベストプラクティスに関する知識やトラブルシューティング能力、グループで協力しながら問題解決する能力が試されます。今回の GameDay ではネットワーク周りの知識が問われました。

タスクの着手順番とその他Tips

基本的にアンロックされている(クエストに表示されている)タスクはどれから着手してもいいのですが、あるタスクを達成しなければ着手できない他のタスクがある場合は説明があるのでそのタスクを優先的に進めるのが良いです。

他にも、チームで協力して進めましょう、ヒントを使いましょう、全てを終わらせることができなくても大丈夫、などのアドバイスがありますが、個人的にはハマったらすぐにその辺のスタッフに聞きましょう、というアドバイスが一番役に立ちました。

つたない英語で色々説明しても嫌な顔をされたことはなく、親切に対応してくれるので10分以上同じタスクで困ったら遠慮せずにスタッフに聞きましょう。

一番はじめにやること

Gameday用の環境へのアクセスが集約されたAWS Workshop Studioへログインします。ログインに必要なハッシュは会場で紙で配布されます。

環境へアクセスできたら知らない人とチームになった場合はここでお互いに自己紹介をしてチーム名を決めます。ここで面白い名前にしておくと中間発表時に点数をもらえたりもする(毎回ではない)ので意外と重要です。

タスクをもくもく

はじめに誰が何をやるかをチームで共有して早速タスクに取り掛かります。少しでもわからないことがあればチームの人に聞くかGameday会場にたくさんいるスタッフに尋ねましょう。

LACEWORK

スポンサーである LACEWORK のプロダクトを使ってよりセキュアな環境の構築を行います。

Lacework Cloud Security Platform は AWS、GCP、Azure、Kubernetes のサービス、ワークロード、コンテナにわたり、ビルドタイムからランタイムまでの脅威検知、行動異常検知、クラウドコンプライアンスを実現するセキュリティプラットフォームです。

GameDay 用の Lacework 環境にログインした画面が以下です。 左メニューの機能を選択して該当のリソースへのログから障害の際の影響範囲の調査を行います。

所感

最終的に我々チームWE WANT JAPANESE RICE(日本のコメが恋しい)は〜20位くらいにいたと記憶しています(ランキングページのスクショを撮り損ねました...)。

去年の re:Invent で初めて参加してから機会があれば参加したいと思うくらいには GameDay のファンになりました。今年は会場が後ろの方まで埋まるほど参加者が多く我々の他にも2チームクラスメソッドから参加がありました。 スポンサーのLaceworkのプロダクトを触るのは初めてでしたがタスクを消化するたびに使い方の知見を貯めることができ楽しかったです。日頃の業務では縁のないようなサービスも触ることができるのも GameDay に参加する意義の一つではないでしょうか

参考

去年の re:Invent で参加した GameDay の記事も貼っておきます。