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[GHJ306] AWS GameDay: AI を活用した開発者エクスペリエンス (New Relic 社提供) #AWSreInvent
こんにちは。
製造ビジネステクノロジー部の田中孝明です。
AWS GameDay: AI を活用した開発者エクスペリエンス (New Relic 社提供) にに参加してきましたので、その様子をレポートします。
当日は 5K Run が終わった後、8:00 - 12:00 という約 4 時間の長丁場の GameDay でしたが、非常に学びの多い貴重な体験となりました。
概要
AWS の AI 支援開発ツールの実践的なスキルを習得するための、没入型で協調的な学習演習にご参加ください。架空のスタートアップ企業に新人ソフトウェアエンジニアとして入社し、ライブ AWS 環境に飛び込み、AI を活用してエンジニアリングスキルを 10 倍に高めることができます。AI 搭載のコーディングアシスタントやその他のツールを操作しながら、プロンプトの計画、仕様の明確化、要件の確認、そしてリーダーボードのトップを目指すためのタスクに取り組むことで、スキルを活用・構築します。古いコードベースを変革し、運用を自動化し、さらには本番環境に直接出荷するために、時間との競争を繰り広げましょう。経験豊富なコーディング者でも、クラウドの旅を始めたばかりでも、この GameDay はあなたの開発スキルを究極的に試す機会となります。このセッションでは、New Relic との統合ユースケースを取り上げます。ウォークアップも歓迎します。
ざっくりまとめると
- 架空のスタートアップに入社した新人エンジニアという設定
- 実際の AWS 環境を触る
- AI 搭載のコーディングアシスタントなどを駆使
- 既存コードの改修や運用自動化などのタスクをこなす
といった「手を動かしながら学ぶ」タイプのハンズオン型イベントです。
今回は New Relic との統合ユースケースも含まれており、観測性やモニタリングの観点も求められました。
ワークの所感

GameDay の具体的な内容や問題構成は共有できないため、雰囲気ベースでの感想になります。
クエスト形式で環境を攻略していく
事前に用意された AWS 環境が配布され、複数の「クエスト」を順番に、あるいは並行して解いていく形式でした。
各クエストはアプリケーションやインフラに対する改善・トラブルシュート・機能追加などがテーマになっており、 単純な手順書どおりの作業や AI に聞けば解決といった類ではなく、自分で考えながら進めていく必要がありました。
アプリケーション全体への理解が求められる
難易度としては、単に特定の AWS サービスの知識だけではなく
- アプリケーションアーキテクチャの全体像
- 依存関係やデプロイフロー
- 監視・ログ・メトリクスの見方
といった「システム全体を俯瞰する力」がないと厳しいと感じました。
特に、ある変更が他のコンポーネントやクエストにどう影響するかを意識しないと、一見正しく見える変更がスコアに繋がらなかったり、別の問題を引き起こしたりします。
AI 支援は素晴らしい...
AI による支援が前提の GameDay でしたが AI に丸投げするのではなく、正しいコンテキストを与えるプロンプト設計や AI の提案を自分の経験や知識で検証する姿勢がないと、スコアに結び付く成果を出すのは難しいと感じました。
特に古いコードベースの改修やインフラまわりの変更は、AI が出してくれたコードや手順をそのまま適用するのではなく、 「このアプリケーションの前提に合っているか」「セキュリティ的に問題ないか」などを自分たちで判断しながら進める必要がありました。
結果

最終的な結果としては、50 チーム以上 (※多分) が参加する中で 6 位 (※多分) という好成績でした。
個人的には全く貢献できなかった感触があり、それでもこの順位を取れたのは、チームメンバーのレベルの高さと連携のおかげだと感じています。
素晴らしいメンバーに恵まれ、本当に良い経験になりました。
ご一緒させていただいた皆さま、ありがとうございました。
AI 支援開発ツールや AWS を使った実践的なハンズオンに興味がある方には、こちらの GameDay は非常におすすめです。
AI に全部任せるのではなく、AI を活用して自分のスキルを拡張する感覚を体験できると思いました。









