ITエンジニア歴約2年のゴリ筋肉マンがGoogle Cloud Top Engineerに選出されたので、そのマインドを共有します
Google Cloud パートナーフォーラム
会場
Google Cloud パートナーフォーラムにて、パートナートップエンジニアの表彰式がありました。
Google Cloud Partner Top Engineer 2024 アワードプログラム 受賞者発表
最初に会場の雰囲気を載せます。
セッションもあったのですが、内容がNDAという事で、今回はご了承いただければと思います。
Googleさんは毎度おしゃれなライトや装飾で会場を盛り上げてくれます。
Google Cloudとマッスルの架け橋(懇親会)
クラウドエース株式会社のラリオス川口さんもキャラ作りのために、あのようなオシャレな格好をしていると聞いたことがあります。
それを見習って、下記のような格好で、Google Cloudとマッスルの架け橋としてパーティ会場を闊歩し、ご挨拶しました。
これからは「Google Cloud × マッスル」で、クラスメソッドの室井を覚えてください。
(最近ずっと減量の食事なので写真の体はサイズではなく、筋繊維の堀で評価してください。)
経歴
なんでこんなに筋トレ筋トレうるさいのかという説明を簡単にします。
- 新卒から4年ほどパーソナルトレーナーとして従事(内2年はジムを経営、コロナで破綻)
- 学生時代はスポーツのみをやってきました
- 一応文系だが、文系に失礼なるほどのレベルでNo勉
- IT業界歴は約2年
つまり、ITとは無縁な生活をしてきましたが、頑張って勉強すれば、Google Cloudでも表彰されるよという事をこのブログでは伝えたいです。
選定基準と筋肉の活用
選出基準はGoogle Cloudさんで公開されているので、興味のある方は拝見ください。
Google Cloud Partner Top Engineer 申し込みサイト
簡単にまとめると、どれだけこの1年でGoogle Cloudを使用して、社会に貢献できたかなのかなと私は思っています。
その中で、資格数、案件での活動、対外活動、社内での布教...etcが含まれてくることになります。(これは一部です)
今回はその中で、主に対外活動と社内での布教のために、筋肉を最大限活用しようと考えました。
選出いただくために大事にしたマインド
1.自分の長所を発見する
これまでの人生経験を振り返ったときに、何かしらの得意とする分野が、ご自身にあると思います。
それをここでは長所という形で表現していますが、ある程度ニュアンスが似ていればなんでもOKです。
例えば、野球が得意、麻雀が得意、歌が得意...etc
まずは1つ大きな枠で、自分の武器となる長所を発見し、今いる業界や業務でどう活用できるのか?を検討します。
私は、トップエンジニア選出期間(昨年10月〜今年9月)である1年間で、どのように私が持つ力で、自社そしてGoogle Cloudさん、顧客に貢献できるか考えてきました。
そこで見つけたのが筋肉×Google Cloud(IT)
でした。
2.一見、関係ない長所(筋トレなど)を武器にする
私の場合は、筋トレを長所として選んでおります。(その人の経験による)
ITと筋トレ..これは一見関係性のない真逆な分野だと思ってしまいます。
実際にトレーナー → エンジニアに転職を決めた際、周りからは止められました。(さらに今までもITとはほぼ無縁の人生だから)
おそらくそれは、一般的には筋トレのマインド = エンジニアのマインド(似ている)とは、考えないからでしょう。
ですが、自分の経験でしか感じることができない体験やその中で生まれる感情が存在します。
私は長年スポーツや筋トレをしてきて、筋トレとエンジニアのマインドはかなり共通点があると感じていました。
もちろん、転業当初はエンジニアという職業が何なのかはネットの情報しかありませんでしたが、クラウドやインフラを学習していく中で、段々と確信に変わりました。
私が思う筋トレとエンジニアの共通点を下記にまとめます。
- やればつくもの
- IT業界(エンジニア職)は資格試験や案件成果などの努力が給与や評価に反映されやすく、筋トレは継続して毎日のトレーニングを積み重ねていけば必ず身体に現れるもです。
- すぐには結果がでない
- ただ、どちらも一定以上の期間と継続力がないと結果として目に見えるまでには成長できません。
- 根拠ある事実が大事
- そしてただ単に継続しているだけでは、真の実力はどちらもつきません。筋トレは*科学的根拠がなければ効率の良い筋肥大やダイエットはできず、ITは結果に対する確実なアプローチを踏まないとお客様に説明もできず、資格試験に合格もできません。
この辺りは以前の記事でも同様なことを触れているので、拝見ください。
「ITエンジニアこそ筋トレをやるべき理由 徹底解説(With Google Cloud)」というタイトルで登壇しました。
この共通点も活用することで、エンジニアとしてのスキル向上にも貢献できました。
結論:筋トレとエンジニアのマインドとは
マインドの正体
筋トレとエンジニアの共通点でもまとめましたが、結局のところ私が思うマインドの正体とは何でしょうか。一言で下記の「」内へまとめます。
「身体的には苦痛だが、継続すれば必ず成長する確約のある行為、それを楽しめるか」
- 身体的には苦痛だが継続すれば必ず成長する確約のある行為とは
- 筋トレ的には → ベンチプレス、スクワット、有酸素運動..etc
- エンジニア的には → 資格勉強、エラー解決、継続的なブログ執筆..etc
業界や分野が異なるとは人間が決めたものであり、肉体や脳にとっては同じようなストレスに変わりありません。(良い意味でも悪い意味でも)
そして、その良いストレスをどう楽しめるかここが私が見つけた、筋トレからIT業界へ打ち込むための打開策です。
全ては考え方次第で多方面に影響する
今までは、筋トレのマインド(精神)をIT業界でも活用しようという事をきっかけに、物事は考え方次第であると伝えてきました。
これはあくまでも自分の中で収まるものであり、他者を巻き込むような行為ではありません。
ですが、私がIT業界に入り経験したもう一つの筋トレメリットは、筋トレは他者との繋がりを作るといった事実です。
自分的には、筋トレとマインドが似ているから、IT業界に挑戦するというきっかけになりましたが、元トレーナーのエンジニアという珍しさでも、社内/社外で会話のきっかけの大部分になる事が多いです。
社内では筋トレ(健康)の話を通して、他部署の方と繋がりを持ち、基本リモート勤務の中でも、壁を作ることなく関わっていただいております。(感謝)
社内外で関わりを持つことにより、仕事の幅を広げることも可能になります。
紆余曲折で繋がる効果
さらに筋トレが長所であれば少なく見積もっても、下記のアプローチが可能です。
- 健康=筋トレですが、健康診断の話からも筋トレをおすすめできます。
- 美容=筋トレですが、お肌の悩みや血流促進、ホルモンバランスの改善でも筋トレをおすすめできます。
- メンタルを上げる=筋トレですが、落ち込んだときや長期的なメンタルの改善でも筋トレをおすすめできます。
- 仕事の生産性=筋トレですが、運動によるホルモンを出すことにより生産性にも貢献できるため筋トレをおすすめできます。
どうでしょう。筋トレ1つでも、4つの課題解決にアプローチできるという話が可能なのです。
ここで重要なのが、筋トレ(美容健康含む)は、IT業界に関わらず人間である以上、誰かが興味を持つ話題ということです。
その部分で、筋トレは少しチート的なように感じますが、これはどの長所でも同じように考えることが可能です。
私は、筋トレ以外の業界の事柄を具体的に挙げることはできませんが、その業界のプロのあなたなら、見つけることができるはずです。
結果的に、それが仕事や今回のような受賞に繋がると思います。
プロはどの業界でもネタになる
ダイエットの話
最近の話です。
弊社がお世話になっているGoogle社員さんへ、以前ダイエット方法を少しアドバイスさせていただいた事があります。
「その方法で2~3kgほど減量できました」と先日ご報告いただけて、とても嬉しく、さらなるコミュニケーションを取るきっかけになりました。
アドバイス時に、瞬時にその人の生活に合うダイエット方法をご提案することで、今回の結果に繋がりました。
やばかった事故の話
もちろん筋トレ以外の話もあります。
私は過去に2回ほどバイクで大きな事故を起こしているのですが、一度はICUに緊急で運ばれるような経験をしたことがります。
現在も顔面や首に当時の手術跡なども残っているくらいの大事故ですが、私はこれをコミュニケーションツールとして使っております。
社内/社外で話しても、驚く方が多く、その後の会話にも繋がります。
私は、「死にそうになったプロ」なのです。
もっというと、「死にそうになったがマッチョで復活できたプロ」なのです。
私のあらゆる経験が、今の仕事のあらゆる場面で生きています。(主にコミュニケーションから)
まとめ
このブログの内容を一言でお伝えします。
「一度極めた趣味や物事は、場面を問わず力になるときがある」
こちらが私がIT業界で感じた、筋トレの価値です。 さらに、Google Cloudという、私が熱中できるサービスに出会えたからこそ、筋トレやスポーツに変わる趣味を見つけることができました。
この趣味という言葉にも「楽しむ」ということの裏返しになるのかなと思います。
余談
しかし、マインドが似ているからといって、ただ単に「筋トレ、筋トレ、筋トレ」といっているだけでは、意味はありません。
そこは認識しています。ではなぜか。
クラスメソッドでもGoogle Cloudを扱っていて、多種多様なサービスを使い、あらゆる角度からお客様をサポートできますよというアピールに繋がればいいのではと思っています。
それを狙っての筋トレ × Google Cloud(IT)
という強行に走りました。
もし、あなたの会社が今ある社内のリソースでは問題を解決ができないという事があれば、ぜひGoogle Cloudも扱うクラスメソッドにご連絡ください。
弊社Google Cloudチームが、そしてGoogle Cloud トップエンジニアとして私も全力で、サポートさせていただきます。(追加で筋トレや健康も)