【アップデート】EC2のブートボリュームとして新しい汎用SSD「GP3」の利用が可能になりました!#reinvent
AWSチームのすずきです。
reInvent2020で発表された新しい汎用SSD「GP3」ボリューム。 EC2のブートドライブとしての利用が可能になりましたので、紹介させて頂きます。
背景
12月2日の発表時点では、EC2のブートボリュームとして「GP3」を利用できない制限がありました。
現時点(2020/12/2)で、ブートボリュームでgp3はサポートされておりません。 そのため、ブートボリュームにgp2、追加ボリュームにgp3のように使うことになります。
GP3をブートボリュームとして利用するEC2、12/6午前中の段階でAMI作成が可能となっていました。
2020/12/4 20時追記
12/4時点「GP3」のEBSを利用してブートしたEC2は AMIの作成(Create-Image)が出来ません。
$ aws ec2 create-image --instance-id i-000000000000 --name test-gp3-ec2 An error occurred (BootForVolumeTypeUnsupported) when calling the CreateImage operation: The gp3 volume type cannot be used for boot volumes. Please use a supported boot volume type: standard, io1, gp2, io2.
環境
以下のEC2を利用しました。
- インスタンスタイプ: t3.micro
- リージョン: 東京 (ap-northeast-1)
- AMI: amzn2-ami-hvm-2.0.20201126.0-x86_64-gp2
- ブートボリュームのタイプ: 「GP3」
- 起動時刻: Fri Dec 04 2020 11:13:49 GMT+0900
確認
起動したEC2インスタンスのボリューム情報を確認します。
ボリュームタイプは「GP3」となっている事を確認出来ました。
変更
オンライン変更で「GP2」から「GP3」への変更を試みました。
ボリュームの変更
2020年7月に起動したEC2のブートドライブ(GP2、8GiB)の変更を試みました。
約10分で「GP2」から「GP3」への変更が完了しました。
Uptime情報より、OS(AmazonLinux2)はオンライン状態であった事を確認出来ました。
まとめ
新しい汎用SSDの「GP3」、EBSを利用する多くのワークロードで費用対効果の良い利用が期待できます。 検証環境などで互換性や性能特性について評価できる機会があれば、ぜひお試しください。